鈴木おさむがSMAP公開謝罪の小説を今出した理由や解散の原因は?

芸能

2022年12月9日発売の文藝春秋2023年1月号にて放送作家の鈴木おさむさんが、SMAP公開謝罪に触れた小説『20160118』を発表しました。

「公開処刑」とまで言われた伝説の生放送公開謝罪を手掛けたとされる鈴木おさむさんですが、今回発表した小説は、その胸中やメンバーの様子などが克明に記されているほぼノンフィクションの小説とされています。

そこで今回は中居正広さんの病気やKing&Princeの解散、そして滝沢秀明副社長の退社などジャニーズ関連のニュースが絶えない中、なぜ鈴木おさむさんがこのタイミングでスキャンダラスな小説を発表したのか。

また、SMAP解散の原因とは一体何なのか考察したいと思います。

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鈴木おさむさんがSMAP解散騒動の小説をなぜ今のタイミングで出した?

放送作家の鈴木おさむさん。
2016年1月18日「SMAP×SMAP」の公開謝罪に関わった人物。
https://www.crank-in.net/img/db/228019147168306_650.jpg

結論から言うと今回の小説は鈴木さんが最近のジャニーズ関連のスキャンダルに乗じて出したのではなく、文藝春秋の依頼で執筆したものです。

その理由は鈴木おさむさんのオフィシャルブログに書いてあり、「今から3か月ほど前に、依頼を受けました。」とブログ上で説明しています。(参考:鈴木おさむオフィシャルブログ「小説を。文藝春秋に」)

要は鈴木おさむさんの意図しているものではなく、今から3カ月前の9月頃にあった文藝春秋の依頼とジャニーズ関連のスキャンダルの時期が偶然重なっただけということになります。

一方、文藝春秋がなぜ鈴木おさむさんに小説を依頼したのかについては、以下の理由が考えられます。

文藝春秋が2023年で創刊から100周年という節目の年となるということで、100周年目の第一号に話題性のある小説を載せたかった。
SMAP解散から約6年が経過し、SMAPに対する関心が薄れてきていたので、もう一度思い出してもらうため。

また、文藝春秋は「文藝春秋WOMEN」で表紙画を担当している香取慎吾さんと縁があり、100周年記念の企画に香取さんが出演しています。

文藝春秋創刊100周年記念企画『カトリガキク100QUESTIONS』
https://www.youtube.com/watch?v=wEA3QrTlQeY&t=411s

100周年という記念すべき節目の企画に香取さんにオファーをするくらい文藝春秋と香取さんの関係は良好ということがうかがえます。

そして記念すべき2023年1月号には、公開謝罪の裏側とSMAPメンバーの苦悩を知っている鈴木おさむさんにSMAPつながりということで、小説を書いて多くの人に知ってもらおうという意図があったのではないでしょうか。

小説を通してジャニーズの黒い側面を世間に知ってもらう狙いもあったのだと思います。

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SMAP解散の原因は?

SMAPの公開謝罪映像。このときはSMAPは存続するものと思われた。
https://i.ytimg.com/vi/879fYUYh2V8/maxresdefault.jpg

2016年1月18日の「SMAP×SMAP」の番組放送終了後の公開謝罪ではメンバーそれぞれの口ぶり的にまだSMAPとして活動していくと多くの視聴者は信じたと思いますが、その年の8月に年内解散を発表してしまいます。

1月13日日刊スポーツとスポーツニッポンに掲載されたSMAP解散報道、1月18日の公開謝罪、そして8月14日の解散発表。

二転三転したこの騒動の原因はSMAPプロデューサーの飯島三智氏と喜多川メリー氏との確執から始まったものだとされていますが、解散の原因は大きく分けて2つあると考えられます。

①飯島氏のマネージメント力が次期社長のジュリー氏を凌ぐものがあり、ジャニーズの体制を揺るがしかねないから
②喜多川家がこだわっているオリンピックでのパフォーマンスの機会をSMAPに奪われないようにするため。
飯島三智氏
https://imgc.eximg.jp

結論からいうとSMAP解散の原因は、飯島氏のマネージメント力が藤島ジュリー氏のマネージメント力を上回るものがあり、それはジャニーズ内部の勢力図を変えてしまうほどだったからだと考えられます。

要は喜多川メリー副社長的に娘のジュリーに跡を継がせたいものの、能力的にも人望的にも凌駕している飯島氏の存在が脅威だったのでしょう。

藤島ジュリー社長
https://report-newage.com/wp-content/uploads/jyuri-.jpg

また、飯島氏がプロデュースするSMAPが2016年のパラリンピックの応援サポーターに抜擢されたことも喜多川家にとってはおもしろくなかったのだと思います。

ジャニ―喜多川元社長は東京オリンピックに手掛けたアイドル達を出演させることに強いこだわりがあったようで、2013年の東京オリンピック開催決定から特にその思いが強くなったように感じます。

ジャニー喜多川社長
https://contents.oricon.co.jp

そんな中で2015年に日本財団からSMAPにパラリンピックの応援大使になってほしいとオファーがあったので、オリンピックにもSMAPが起用されるのを防ぐためにメリー氏が中心になって解散に追い込んだのではないでしょうか。

メリー喜多川元副社長
出典:ジャニーズ百科事典

結果、目論見通りSMAPは解散騒動によりパラリンピックの応援大使を解任され、オリンピックに繋がるチャンスが途絶えました。

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鈴木おさむがSMAP公開謝罪の小説を出した理由や解散の原因まとめ

元SMAP稲垣吾郎さんと一緒に写真撮影する鈴木おさむさん。
https://pbs.twimg.com/media/FA64EP7UYAQpfEg?format=jpg&name=4096×4096
鈴木おさむがSMAP公開謝罪の小説を出した理由や解散の原因まとめ

・鈴木おさむさんがSMAP公開謝罪の裏側についての小説を今出した理由は文藝春秋から9月ごろ、執筆依頼があったため。

・鈴木おさむさんの独断、もしくはジャニーズ関連のニュースに乗じて小説を執筆したわけではない。

・SMAP解散の原因は飯島氏のマネージメント力がジュリー社長のマネジメント力を上回り、喜多川家の立場を脅かす危機感があったから。

・また、喜多川家の念願だったオリンピックでのパフォーマンスを飯島氏が手掛けたSMAPに先を越されそうだったから。
3人脱退のキンプリ
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20221213-00010010-flash-000-4-view.jpg?pri=l&w=640&h=426&exp=10800

腐ってもジャニーズ。キンプリの脱退、滝川副社長の退職で弱体化している印象のジャニーズですが、それでもまだまだ大手事務所に変わりはありません。

そんな大手事務所を敵に回すような内容の小説を今回鈴木おさむさんが執筆したことはすごい勇気のいることだと思いました。

今後仕事にも支障がでてきそうなことを敢えてやった鈴木さんですが、6年経った今でもあの日の出来事を悔いており、その罪を償うため、また、自身の心を救うために執筆したのかもしれません。

今回の小説をジャニーズ事務所はどう受け止めるのか。滝沢元副社長の件もそうですが、どうもジュリー社長のマネジメント力を上回る人望の厚い人がそばにいると、その人を冷遇する傾向があるように見受けられます。

自身の立場を脅かしそうな危険分子を排除しているような感じです。

新しく副社長に就任するV6の井ノ原さんも素晴らしいマネジメント力を発揮したら追い出してしまうのでしょうか。

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