スシローでまた迷惑動画?「甘ダレに醤油混ぜる」罰則や犯人特定は?

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寿司店でまたもや迷惑動画の投稿です。

今度は若い女性らしき人物が醤油を甘ダレソースに混ぜるという迷惑動画をTiktokに投稿

2月5日のツイッターで取り上げられ、多くの批判が寄せられています。

そこで今回は甘ダレに醤油を混ぜることでどんな罰則を受ける可能性があるのか、犯人は特定できているのか調べてみることにしました。

今後このような動画が無くなってくれると良いのですが…。

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Contents

甘ダレに醤油。本人は「どっちの味も楽しめる」

まずはこちらをご覧ください👇

この問題の動画ですが、調べてみるとこのアカウントは「甘ダレウィズソイソース」というアカウント名ですでにTiktok上には存在しておらず、この投稿自体もスシローペロペロ事件の前に撮影された可能性があります。

動画内で本人は全く悪びれる様子もなく「勝手に唐揚げにレモンを絞る人」のごとく、甘ダレに醤油を入れています。

しかも「どちらの味もするから」というよくわからない理由で醤油を甘ダレに注入し続けています。

相手の男性は「めっちゃお得やん」と言って止める様子もなく、撮り続けています。

「お得じゃねーし。余計なお世話だし。」
ですね。

TikTokでは今のところスシローペロペロ事件の後に続こうとする動画は存在せず、それをオマージュしたような動画がちらほらある程度です。
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あんなに大騒ぎされたあと寿司店の炎上動画を投稿しようという大それたことをする人はいないと思いますが、上の紛らわしい動画も寿司店の備品を汚しているものではないものの
「再生数稼ぎ」
「事件に乗じて目立ちたい」
という心が見え隠れしてあまり気持ちの良いものではないですね。

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甘ダレに醤油を勝手に混ぜる行為はどんな罰則があるのか?

甘ダレに醬油を注入する女性
出典:Twitter

今回この悪質な動画がスシローペロペロ事件に引き続きツイッター上でアップされ話題となっていますが、一体どんな罰則があるのか。

調べてみると卓上調味料を勝手に混ぜる行為は「寿司店の備品を破損している行為」に該当するので、器物損壊罪※になるようです。
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※器物損壊罪とは

器物損壊行為を故意(わざと、意図的に)にすれば、刑法第261条が定める器物損壊罪に該当します。

犯罪白書によれば、令和元年における器物損壊罪の認知件数は7万1695件で、窃盗罪に次ぐ多さとなっています。

器物損壊罪は非常に身近な犯罪であるといえます。

出典:ベリーベスト法律事務所『器物損壊とは? 罪が成立するケースや示談の注意点をご紹介』

※器物損壊罪の構成要件

他人の物を故意に壊すと器物損壊

「他人の物」とは、公用文書や私用文書、電磁的記録、建造物・艦船を除いた、他人が所有するすべての有体物を指します。

「損壊」とは物の性能や本来の価値を失わせることをいいます。破壊する、傷をつけるなどの行為のほかに、隠したり汚したりして事実上使えなくする行為も含まれます。

出典:ベリーベスト法律事務所『器物損壊とは? 罪が成立するケースや示談の注意点をご紹介』

今回の場合でいうと

他人の物=
寿司店の醤油と甘ダレ
損壊=
甘ダレに醤油を混ぜたことで甘ダレの価値や性能を失わせた。また、醤油を無駄に使った。

ということになります。

スシローペロペロ事件に比べればインパクトは少ないですが、これも犯罪行為と言って間違いないようです。

写真はイメージです
https://us.123rf.com/450wm/piotr290

ちなみに器物損壊罪は「3年以下の懲役または30万円以下の罰金」ということで、この動画を投稿した人物や当事者に対して本来であれば店側が訴えて裁判を起こしたり、弁償させなければいけないレベルということになります。

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甘ダレに醤油を混ぜるのはアレルギー的に危険?

https://mi-journey.jp/foodie/wp-content/uploads/2015/10/02_soysource_01.jpg

ツイッター上ではこの動画内での行いに憤る人が大半で中には「アレルギー的に危険」と発言している人もいます。

醤油には甘みや香りを出すために小麦を使用しているものがあり、スーパーで比較的安価に手に入る商品には大抵小麦が入っています。

要はアレルギーに関して発言しているネチズンは、小麦アレルギーの人が醤油が混入された甘ダレを使用することでアレルギー反応が出るのではないかと心配しているのでしょう。

そこで事件現場がスシローだと仮定し、使用されている甘ダレや醤油に小麦粉が使われていないか調べてみたところ、どちらも小麦が使用されていました
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https://shop.dai-sho.co.jp/shopdetail/000000000030/
スシロー甘ダレの原材料名

しょうゆ(国内製造)、砂糖、水あめ、清酒、みりん、魚醤風調味料/増粘剤(加工でん粉)、カラメル色素、(一部に小麦・大豆を含む)

参考:大醤株式会社オンラインショップ

スシローの合わせ醤油
出典:Twitter
スシロー合わせ醤油の原材料名

大醤製の合わせ醤油
・しょうゆ(国内製造)、みりん、ブドウ糖、酵母エキス/アルコール、カラメル色素(一部小麦、大豆含む)

ヒゲタ醤油製の合わせ醤油
・食塩、脱脂加工大豆小麦、果糖ブドウ糖液糖、醸造酢、大豆/アルコール

参考:https://twitter.com/JP1WJA/status/1233971838406934529/photo/3

結果、小麦アレルギーや大豆アレルギーのある方はどちらにせよ使用できないということがわかりました。

それでも混ぜることが悪いことなのには変わりありません。

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犯人特定は?

問題の投稿をしたと思われるアカウント
出典:Twitter

この事件については撮影者、当事者ともに特定されていないようです。

特定を防ぐために顔を絵文字で隠しているということは悪いことをしているという認識があったように思いますし、確信犯のように思えて悪質ですね。

悪いと思っていないからこんな投稿ができると思うのですが、昨今話題になっているスシローペロペロ事件の当事者たちがどのようになっているのか知ってもらい、そこから少しでも学び、反省し、悔いてもらいたいですね。

寿司店で甘ダレと醤油を混ぜる迷惑動画。罰則や犯人特定についてのまとめ

犯人の顔画像
出典:Twitter

・寿司店で甘ダレに醬油を混ぜる迷惑動画がTiktok上で投稿され、ツイッターでも話題になっているが、スシローペロペロ事件の後に撮影されたのか、前に撮影されたのかわかっていない。

・甘ダレに醤油を混ぜる行為は器物損壊罪に該当し、懲役3年または罰金30万円が科せられる。

・スシローの場合、甘ダレや醤油には小麦大豆が含まれており、小麦または大豆のアレルギーを持っている人はどちらも使用できない。

・投稿した人物や当事者の特定はまだできていない。

今回のケースは醤油を甘ダレに混入させるというものでしたが、これがもし毒物だったら第二のグリコ森永事件※になり得る大変なことでした。

※グリコ森永事件
1984年~1985年にかけて小売店のお菓子に青酸カリを混入させ、食品企業を脅迫した事件。
犯人は「かい人21面相」を名乗り次々と証拠を残したが、逮捕できずに時効を迎えた。

今回のような卓上調味料にイタズラする輩がいる以上は「卓上に調味料を置く」というシステム自体危険であることを示しており、これからは席に着いたら都度提供するようなシステムにするか、使い捨ての小分けタイプにするなど改革が必要に思います。

そのコストさえもこの動画の当事者たちに請求してほしいところですね。

私たちにできることはこのような怪しい動きをしている人がいたら店員か警察に通報することです。

然るべき対処をとってもらい、少しでも安心して食べられる環境になってほしいですね✨

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