まさしく日本人の恥です。
2月20日ツイッターに投稿されたあるツイートが波紋を広げています。
そのツイートはある日本人男性がラオスで児童買春をしているといった内容のもので、日本で言うと小学生くらいの年齢の女子と性交渉したことを示すような内容でした。
その日本人男性はユーチューバーで「ラオスの帝王ラオジー」と名乗り、自身の動画やブログでも未成年淫行を行っていたような内容を投稿をしていたようです。
そこで今回はこのラオジーの動画やブログについて調査するとともに、このような人物が海外で犯罪を犯した場合日本に強制送還し、裁けるのか。もしくはラオスの警察が逮捕できるものなのか調べてみることにしました。
幼い少女に対する性搾取。私たちの知らないところで闇が広がっているようです。
Contents
ラオスで児童買春したユーチューバー”ラオジー”とは本名・年齢・職業・素顔は?
このラオジーとは一体何者なのか?
ラオジーが執筆したNOTEによればラオジーはラオスに住んで10年以上の経験があり、そこでの実体験をもとにした記事を執筆したり、動画投稿をしていたようです。
「ラオスに住んで10年以上」ということは少なくとも年齢30歳以上の中年男性ということがわかります。
職業や素顔、本名などはまだ判明していません。
とにかくわかっているのは”とんでもないロリコン変態おやじ”ということだけです。
ラオスの場所は
ラオスというとアジア圏なのはわかりますが、場所がいまいちピンと来ません。
調べてみるとタイとベトナムに挟まれた”海なし国”ということがわかりました。
ラオジーのブログやユーチューブ動画はまだ閲覧できる?
問題の発端となっているラオジーという人物のユーチューブやブログですが2023年2月23日夜の時点ではまだ閲覧できる状態となっています。
ただ、問題のありそうな投稿についてはすでに非公開となっており閲覧することはできません。
その中で唯一ラオジーの本質を表したような動画はまだ閲覧できる状態でした。
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動画を見ている感じだとラオスでは未成年売春は日常茶飯事の普通のことのように語っており、本人からは罪悪感と言うものを全く感じませんでした。
喫茶店でコーヒーを注文するかのように置屋(売春を斡旋するところ)に行って10代から20代の女性と買春していたようです。
動画は「マグロ」(性行為に非協力的であまり動かない女性)か「トビウオ」(性行為で積極的に動く女性)かを見分ける方法について説明しており、他にも10代の女性と買春する70代男性がいたことや性交渉1回が1900円と日本の相場ではかなり安いこと、ラオスの売春事情などを語っていました。
また、「日本だと逮捕される」という非合法の自覚もあったようですが、本人は12、13歳くらいの女子とは性交渉をしたことがないような口ぶりでした。
ラオスでは10代の少女が生活のためとはいえ、今もこのような性搾取を受けているという実態を皮肉にもこのラオジーの動画で知ることができました。
ツイッターは凍結された
ラオジーのツイッターを確認したところ問題のツイートが発覚後、他のユーザーから通報があったのかTラオジーのツイッターアカウントが凍結されていました。
現在このツイートは確認することができません。
確かに規約違反したアカウントですが、ラオジーに関するより多くの情報を知ることができなくなったのは残念です。
児童買春したラオジー。日本で逮捕はできるのか?
児童買春を罪悪感もなく赤裸々に自身のブログや動画チャンネルで語るラオジーですが、このラオジーを裁くことが日本でできるのでしょうか。
調べたところラオジーを日本に送還して裁くことは可能なようです。
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Q:日本国民であるAが、外国であるB国で、B国人に傷害を負わせた場合、日本国の刑法の適用はあるでしょうか。
A:日本国の刑法の適用がある。刑法3条は、放火罪・強姦罪・殺人罪・傷害罪・強盗罪・窃盗罪などの比較的重い犯罪について、日本国民が国外においてこれを犯した場合に刑法の適用があると規定しています(このことを属人主義といいます。)
引用:https://legalus.jp/column/7f60d4c5-429f-4ec8-a80e-07f57fe46e56
刑法第3条に該当する罪を犯した日本人はそれが例え海外であっても日本の法で裁かれることになります。
わかりやすいのが最近の全国各地の強盗事件に関与したルフィこと渡辺優樹容疑者ですね。
ラオジーの場合はラオスで13歳未満の少女と性交した可能性があるので、それが立証できれば例え相手の同意があったとしても強制性交罪(旧強姦罪)が該当し、日本に送還して裁くことができます。
ちなみにラオスでは15歳未満の少女と性交した場合は1~5年の禁固刑及び罰金刑が科せられるようです。
(参考:ユーチュラ)
ラオジーの認識では「日本だと捕まる」でしたが、どこにいても罪を犯したロリコンは捕まるということです。
児童買春ユーチューバーラオジーについてのまとめ
・2月20日ツイッターでラオスで児童買春の疑いがあるユーチューバーが告発され波紋が広がっている。
・そのユーチューバーはラオジーという人物でラオスに10年以上住んでいる年齢が30歳以上の中年男性である。
・今のところ本名、素顔などは明かされていない。
・ラオジーのユーチューブやブログは現在(2023年2月23日時点)も閲覧可能だがいずれ見れなくなる可能性がある。
・未成年淫行が明らかになるような動画は見られたくないためか、いくつかの動画は非公開になっている。
・ラオジーの行為は強制性交に該当するため、逮捕し日本で裁くことは可能。ラオスでも15歳未満との性交は罪になる。
今回、児童売春行為を自身のブログやSNS、動画など様々な媒体で罪の意識もなく公開していたラオジーですが、これはあくまで氷山の一角であって、ラオジーが公開したから知ることができたものの、まだまだこのような蛮行を行っている日本人がいるように思えてなりません。
中東でも年端も行かない少女が結婚させられたり、性暴力を受けている実態がありますが、今回の事件も世界的な問題として取り上げ、少しでも不幸な少女を減らせるような方策を打ち出すきっかけになってくれればと切に願います。