1月15日ネパールで起きた墜落事故は乗員乗客合わせて72名搭乗していましたが、全員死亡が確実とされています。
今回の悲惨な事故ですが、墜落直前の機内の映像があるとのことで
・その動画が本当にあるのか。
・墜落事故が起きた場所はどこなのか。
・そもそもなぜ墜落したのか。
に焦点を当てて調べてみたいと思います。
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【閲覧注意】墜落前の機内の様子と墜落後の動画
そのような動画が本当に存在するのか。普通規制がかかって見ることができないものかと思われましたが、ツイッターにてそれらしき映像がアップされていました。
とてもショッキングな映像なのでご注意ください。
心臓の弱い方は閲覧をお控えください。
乗客の方々も緊張している様子はなく、リラックスさえしているように見えます。
動画を撮影していたソヌ・ジャイスワルさんも笑顔でこれから起こる事故が起こるなどまったく想像もしていない様子でした。
旅行に来た人、ネパールの知人に会いに来た人、仕事で来た人、故郷に帰ってきた人。
乗客それぞれ到着後のことに思いふけっていたのでしょうが、そこに突然の死が訪れてしまいました。
他のツイートでは外から見た事故直前の様子が映されていました。
もうすぐ着陸ということで機体は旋回して大きく傾いている様子です。
エンジンが故障したような様子も何かが爆ぜたりしたようすもなく、いつもの着陸体勢に入っているような雰囲気です。
墜落現場はどこなのか
墜落現場はポカラ空港近くのセティ川の渓谷に落ちたという情報が入っています。
墜落事故が近くにあったポカラ空港の場所はこちらです。
墜落した場所はポカラ空港近くのセティ川で両側が切り立った崖ということですから、下の画像でいう赤線で囲われたところで起こったと思われます。
地形的にも救出が困難な場所のようで、機体の半分は折れて下の川に落ちたとのことです。
ネパールは山岳地帯で地形的に気候が変動しやすく元々着陸が困難とされている地域だったようで、ポカラも例外ではないようです。
今日もネパールで離着陸を行っているパイロットはそのプレッシャーと戦っているのでしょう。
ある意味、ネパールにおいて飛行機を使うことは乗員にとっても乗客にとっても命がけのフライトなのかもしれません。
墜落の原因は?
墜落の原因は一体何だったのか?
調べてみると墜落の原因は氷結ではないかという話が出ていました。
航空ジャーナリストのジュリー・バーン氏の話によれば機体に氷がついたことにより、揚力を失って制御不能な状態になったため、墜落したとのことです。
ネパールでは度々今回のような悲惨な航空事故が起きていますが、原因となっている天候の急変の他にも、今回のような凍結、パイロットの操作ミス、バードアタックでも事故が起きてしまっているようです。
色々なことがネパールの空では起こるため、それがより着陸を困難にさせているんですね。
ポカラ空港は他のネパールの飛行場に比べて離発着しやすい施設であるとされていますが、気流の変化や氷結への対策、パイロットの教育訓練等もっと具体的な対策を講じない限り同じような悲劇を繰り返すように思えてなりません。