このユーチューバーの発言は嘘か真か。
台湾人ユーチューバーである呼兒(Huer:以下フーアー)さんは2月1日フェイスブック上である台湾料理店の衛生問題についての告発文を投稿し、中国台湾を中心に話題となっています。
告発文にはカビの生えた麺を調理し提供したことやスープの中にゴキブリが入った写真を添付しており、店舗の存続にも関わるような問題の投稿でした。
その店舗は名前が伏せられておりますが、この投稿は嘘か真か、捏造なのかそうでないのか気になったので、問題とされている店舗の名前と場所、評判を調べてみることにしました。
Contents
「麺にカビ」の投稿を行った人物とは?
今回問題の投稿を行った人物は呼兒(フーアー、本名:徐瑋婷)さんという台湾人の方で主に日本全国を旅し、旅先でのグルメやショッピングをリポートしている女性ユーチューバーです。
フーアーさんは問題としている店で1年以上前に働いていたようで、その店のクチコミにも投稿していました。
その内容は今回のフェイスブックの投稿と同じように店の衛生状態がひどいことを訴えているような内容でした。
もしこれが本当なら大問題ですが、店側はその麵について2021年8月に発覚した時点で廃棄したとして、この投稿については事実無根であると反論しています。
たしかに捏造しようと思えばできてしまえるように思います。
例えばスープにゴキブリが入っている写真についてはゴキブリを後で入れることができたでしょうし、麺にカビがついていたことに関しては実際にその麺を調理に使っている画像が無い限り、即時廃棄したという店側の主張を覆せません。
ただ、ゴキブリについてはどちらにせよ居たということですから良い気分はしませんね。
季節的にどこの飲食店も悩みの種ではあるのでしょうけど。
話題となっている店舗の名前は?
今回フーアーさんによって風評被害に遭っているお店の名前は「老李」という台湾料理のチェーン店です。
老李は長崎中華街発祥のお店で長崎県内中心に店舗を拡大し、東京にも2020年に出店。「お客様に食の喜びを味わって頂ける最高の場をお届けしたい」という精神で料理を提供するお店のようです。
東京の方にまでその精神が行き届いているのであれば、今回のような騒動は出まかせということになりますね。
その店の場所は?
今回”カビの麺”や”スープにゴキブリ”の投稿で風評被害に遭っているお店は老李東京日本橋店で場所はこちらです👇
場所はマップのとおり東京の中心地といえる場所でオフィスビルも多く、ビジネスマンやセレブ達が多くいそうな場所です。
このようなところですから衛生にもかなり気を遣わないとすぐに悪評が出て店が潰れそうな気がします。
その店の元々の評判は?
このお店の元々の評判はかなり良かったようでフーアーさんの問題の投稿以降、確証がないにもかかわらず☆1を付けるネチズンがいるものの、それでも☆3.9(2023年2月時点)と依然として高い評判を維持しているようです。
衛生的なことを気にするクチコミはほぼ無し
それでも衛生的な問題で悪い評判があるのか調べてみたところ、豚肉のニオイを指摘するクチコミがあるものの、ほとんどは「料金に対しての料理の量」に対するものが多くありました。
👇👇👇
これに関しては店舗を維持するために料金が高めに設定されているように思います。
場所も東京の日本橋店であるためテナント料がバカにならず、例えば長崎中華街のテナント料は11万円(9.9坪)でありますが、日本橋では安くても20万円以上はテナント料がかかります。
設定金額的に高いのは日本橋界隈であれば致し方ないような気がしますから、それに見合うだけの味がそのお客様の前では出せなかったというところでしょうか。
あとは接客が普通か、イマイチなのかもしれません。
私もクチコミをいくつか書いたことがありますが、低評価のクチコミを書くか書かないか気持ちが半々の時は「接客が良かったら書かない」という心がどこかにあります。
料理がイマイチ値段に対して納得のいくものでなくても、接客が良ければそれで「まあ、いいか」と許せてしまったりするのです。
何も書かず、たぶん行くことはないのでしょうけど。
低評価のクチコミを書いている人は接客的にも満足のいくものではなかったのではないでしょうか。
良いクチコミが圧倒的に多い
一方良い方のクチコミは圧倒的に多く、特に担々麵や麻婆豆腐を評価する声が多かったです。
👇👇👇
あの問題の投稿以外は大半☆4から☆5の評価が多く、最近の評価も1年前の評価も総じて悪くない状態です。
1人1500円くらいの予算でも大丈夫、辛めの中華料理が大好きという方には良いところのようです。
台湾ユーチューバーが「麺にカビ」の投稿その店名や場所、評判まとめ
・2月1日台湾人ユーチューバーの呼兒(フーアー)さんがフェイスブックに自身が勤めていた中華料理店の衛生状態について投稿、中国や台湾を中心に波紋が広がっている。
・フーアーさんはカビが生えた麺を料理に使用したことやスープにゴキブリが入っていることを指摘していた。なお、店側は事実無根であるとして真っ向から反論している。
・問題とされている店は東京の日本橋にある「老李東京日本橋店」で長崎が本店の台湾料理チェーン店である。
・店の評判は総じて良く、今回の投稿があるまでは直接的に衛生問題を指摘するクチコミは無かった。ただ、料金設定は土地柄的に高めでランチでも1000円以上であるため、安くたくさん食べたい人には不向きなお店に思える。
今回電撃的なフェイスブック上の投稿であり、それが海外に知れ渡って騒ぎとなっていますが、このお店でカビの麺やゴキブリの死骸があったのは事実だったとしても、ゴキブリの入ったラーメンを提供したり、カビた麺を使用したという確定的な証拠はまだないので、絶対にいたずら電話やクレームの電話をしないようにお願いします。