1月27日午前3時ごろ東京都千代田区永田町のビルのトイレで機動隊員が遺体で発見されました。
麴町警察署によると死因は拳銃自殺で、警視庁から貸与された拳銃で銃弾1発を自身に撃ち込んで自殺を図ったものと見られています。
あまりにも突然の出来事でしたが、なぜ機動隊員は死を選んでしまったのか。
今回は事件の起こった場所や亡くなった巡査部長の名前は特定されているのか。自殺理由についても調べてみることにしました。
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機動隊員が拳銃自殺。その場所は?
今回自殺があった場所は東京都千代田区永田町1丁目のビル1階のトイレです。
場所はこちら👇
合人社東京永田町ビルという自由民主党の同志会事務所があるビルです。
地図にあるとおり、東京メトロ永田町駅の目の前でしたね。
機動隊員がこのビルに居た理由は、当ビルやその付近が自民党関係者が集う場所であり、その警護のため配属されたようです。
機動隊員というと防弾チョッキやヘルメット、警棒を装備して犯人を制圧する仕事を思い浮かべますが、主な仕事は警備で、前述のような治安警備の他にもイベントの雑踏警備、災害時の災害警備、外国の要人を警備する警護警備など、様々なシーンの警備を担当しているようです。
(参考:マナラボ『機動隊とは|仕事内容・種類・機動隊員になるには?・年収などを解説』)
今回の場合ですと自民党関係者が多数いるビルの警備ですから、警護警備に近しい仕事になります。
亡くなった巡査部長の名前は?
今回亡くなってしまった巡査部長の名前について調べてみましたが、公にはなっていませんでした。
警視庁機動隊特科車両隊の男性巡査部長で39歳というところまで判明していますが、個人名までは特定できていません。
1月16日発生した高島平の巡査部長の場合は亡くなられた方が判明しましたが、今回伏せられているのはなぜなのか。何か裏がありそうだと勘ぐってしまいますね。
判明次第更新していきます。
巡査部長が亡くなった原因はパワハラ?
今回なぜ巡査部長は自ら命を絶つことを選んだのか。
その原因としてまず考えられるのがパワハラです。
過去には兵庫県警に所属していた機動隊員が2015年に相次いで自殺した事件※がありましたが、その原因とされるのがパワハラでした。
※兵庫県警機動隊員連続自殺事件 2015年9月28日、同年10月6日に兵庫県警機動隊員の隊員が相次いで自殺した事件。2名は生前イジメやパワハラを示唆する手記を残しており、それを必死に否定する兵庫県警の隠ぺい体質が問題となった。
他にも和歌山北警察署で2022年3月に警察職員が自殺した事件でも原因はパワハラで、関与したとされる署長含む2名は懲戒処分となっています。
外からは決してわからない閉鎖された空間。階級がはっきりしており、上下関係が厳しい縦社会の構造。昔からの体質がそのままとなっているため、このような事件がたびたび起こっているように思えてなりません。
亡くなられた方は巡査部長ということで上の階級の警部補との人間関係が深刻だったのではないでしょうか。
年齢的に出世が遅かったことが苦に?
この他にも各署で巡査部長が拳銃自殺しているケースが多く見受けられ、その原因はパワハラではないとしたものの、年齢が30代後半から40代かつ巡査部長という点で共通しています。
元警視庁捜査第一課長の久保正行氏によると現場にいる警察官ほど出世がしづらく、上の階級にいけるかどうかは30代で決まるとのことです。
また、32~33歳で警部(巡査部長より2階級上)になっていないと一番上の警視総監には昇進できないとのことです。
今回亡くなってしまった方は巡査部長という役職で39歳、現場の警護を担当していましたから元々現場に配属されることが多く、昇進しづらかったノンキャリアの方だったと思われます。
状況的に年下の上司(警部補)がいた可能性があり、やりづらい面があったかもしれません。
周囲と自身を比べて苦しんだのも原因の一つとしてあるのではないでしょうか。
永田町で機動隊員が拳銃自殺。その理由や名前、場所についてのまとめ
・1月27日未明に東京都千代田区永田町の合人社東京永田町ビル1階のトイレで機動隊員が亡くなっているのが発見された。
・警察署によると拳銃自殺を図ったものと見られている。
・亡くなった機動隊員の実名は公表されておらず、遺書も発見されていない。
・自殺の原因はわかっていない。
・過去には機動隊員が相次いで自殺したケースや警察職員が自殺したケースがあるが、いずれもパワハラやいじめが原因とされており、警察特有の階級社会や隠ぺい体質により表面化されていない問題で亡くなった可能性がある。
最後に
私も前職では自身のADHDが原因だった部分もありますが、
「部下の前で叱責」
「明らかに無理な仕事を振ってきて終電」
「休日返上で仕事」
「質問してもまともに答えてくれない」
などの状況で1年間働いていました。
最終的に適応障害認定されて会社をやめることができましたが、その前までいつも飛び降りたときのことをイメージしていたり、眠れなくなったり、人知れず涙が出たり、動悸がしたり、それがまた仕事に悪影響を与えて怒られるという悪循環でした。
この方も自身に銃口を向けるほど相当精神的に追い詰められたのだと思いますが、会社に相談できるような窓口が無かったり身内で相談できる人がいない場合は、自殺を選ぶ前にまずは原因となっている仕事から離れるようにしてください。
無断欠勤ですっぽかしたっていいですから逃げてほしいのです。
働き口は他にもいくらでもあるので、まずは苦しめている原因のものから距離を置いて、それから新しい職場で再スタートしていきましょう。
私の場合はやめて給料は下がりましたが、間違いなく幸福度は上がりました。
最後に機動隊員の方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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