人気ラッパーグループの舐達麻(なめだるま)が10月4日大麻所持容疑でまたもや逮捕されました。
通算3度目になります。
ここまで来ると4度目の逮捕もありそう…。
過去にも大麻を推奨するような楽曲を発表していた舐達麻ですが、大麻は実際何がいけないのか、その理由となぜ静岡で逮捕されたのか、気になったので調べてみることにしました。
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舐達麻(なめだるま)が静岡で逮捕された理由は
活動拠点が埼玉県だった彼らがなぜ静岡県警に逮捕されたのか。
しかも今回の逮捕者はいずれも静岡が住所ではなく、自宅で逮捕されたとのことですから、なぜそこに静岡が絡んでくるのかナゾですよね。
色々調べてみてわかってきたのは
「今回の事件の発端が静岡であるため、静岡県警がこの一連の事件を追っていて、現行犯逮捕した場所が関東だった。」ということです。
弁護士サイト「刑事事件弁護士相談広場」によれば、逮捕された場所が北海道でも沖縄でも連行されるのは捜査本部が設置された場所もしくは担当捜査員がいる警察署になるので、舐達麻のメンバーが逮捕された上記の理由がそれになります。
(参考:刑事事件弁護士相談広場)
静岡はブラジル人による組織的な麻薬犯罪が多発していたり、富士宮はヤクザの組織があったり、伊豆では中国人による麻薬の密輸があったりと、何かと薬物違反の逮捕が多いです。
しかも今回の件では富士や伊豆など静岡東部を含む5署が絡んでいるので、そこに組織を置く犯罪グループ絡みの大麻を使用したとも考えられるのではないでしょうか。
大麻を使用してはいけない理由は何なのか。まとめ
そもそも大麻を使用してはいけない理由はなんなのか。
舐達麻の曲に大麻を推奨しているような歌詞が見受けられますが、実際大麻を使用してはいけない理由を改めて確認したいと思います。
大麻は危険。幻覚作用も
厚生労働省では大麻の乱用と習慣化するとどうなるかをわかりやすく解説しています。
その資料によると大麻を乱用したことによる一時的な現象としては
①音感が冴えわたり研ぎ澄まされる。
②幻覚作用。(有りえない物、得体のしれない物が体や周囲の物から出てくる)
③頭がぼうっとする。身体がだるくなる。
また、この状態から運転すると交通事故に発展するケースもでてきます。
一時的に感覚が研ぎ澄まされるということですから舐達麻の場合は創作活動に影響を与えたアイテムなのかもしれませんね。
これが日ごろから常用するようになるともっとひどくなり
①情緒が不安定になる。人格が変わる。
②学習能力が落ちる。
③無気力になる。
④生殖器官に異常をきたす。
というリスクがあるようで、今まで健康被害について深く考えていませんでしたが、具体的にこのようなことが起こるというのがわかると大麻の恐ろしさが再認識できますね。
特に性格が変わるのは自分が自分じゃなくなるようで怖いですね。
(参考:厚生労働省「大麻乱用による心身への影響」)
海外ではOKなところも
海外では映画やドラマで大麻を使用しているシーンがありますが、まるで日本で言うタバコを嗜んでいるような感じで楽しんでいます。
アメリカ15州をはじめ、カナダやウルグアイ、オランダ、ドイツ、韓国などでも娯楽大麻として嗜まれています。
著名人のマイク・タイソンも大麻農園を経営しており、大麻は世界各地で親しまれています。
世界でOKなところがあるが故に「なんでいけないの?」という意識が国民の間に広がり、それが日本国民の大麻使用増加に繋がっているのだと思います。
アメリカでも15州から18州に増えるという風向きなので、「大麻=タバコと一緒」みたいな考えが世界的に広がっているように感じます。
犯罪の温床にもなりそうで危機感をおぼえますね。
【舐達麻】静岡県警の逮捕と大麻所持がいけない理由まとめ
【舐達麻】静岡県警の逮捕と大麻所持がいけない理由まとめ ・人気ラッパー舐達麻のメンバー2人(BADSAIKUSH、G-PLANTS)と無職の女2人はそれぞれ自宅で大麻を使用していたところを静岡県警に現行犯逮捕された。 ・関東で大麻を使用していた4人がなぜ静岡県警に逮捕されたのかというと捜査本部もしくは担当捜査官が静岡県警だったから。 ・静岡の東部はヤクザ組織があり、浜松や伊豆でも麻薬事件があることから事件の発端が静岡だったことが考えられる。 ・大麻は使用すると個人差はあるものの一時的に感覚が研ぎ澄まされるようだが、乱用により、幻覚症状や情緒不安定、無気力、人格変容、学習能力の低下、生殖器の異常をきたす場合があり、危険な薬物である。
世界的に大麻が認知されてきており、日本においても使用することにあまりためらいがない人が増えているように思います。
改めて大麻の危険性を「悪いなら悪いとはっきり教育する」ということが、大事になってくるのではないでしょうか。