今週日曜日(3月6日)夜11時放送の「関ジャム完全燃SHOW」(テレ朝)にまふまふさんが再び出演します!
今回は紅白出場を決めた名曲「命に嫌われている」の舞台裏を明かしてくれるそうですが、この曲はまふまふさんの曲なのか、どんな歌詞なのか気になったので調べてみることにしました。
まふまふさんのプロフィールが気になる方はこちら
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命に嫌われている
「命に嫌われている。」=まふまふ と思っている方もいるかもしれませんが、元々はカンザキイオリ※¹さんが作詞作曲したボーカロイド曲となっています。初音ミクがボーカロイド※²として歌っていたんですね。
※¹カンザキイオリ ボカロP、作曲家、作詞家、歌い手のアーティスト。作風としてこの世の生と死をテーマにしたものや社会に存在する矛盾や反抗をテーマにしたものが特徴。
※²ボーカロイド(VOCALOID) 株式会社ヤマハが開発した音声合成技術のことで、その応用でキャラクター化された歌い手たちのこと。ボーカロイドを使って楽曲をつくる音楽家をボカロPと呼ぶ。
この「命に嫌われている。」は2017年8月6日にニコニコ動画、9月30日にYoutubeにて公開され、原曲の再生回数は22年3月時点で1890万回以上再生されています。
カンザキさん自身は音楽だけでなく最近では小説も書くようになるなど、活動が多岐に渡ります。
歌詞に込められた思いとは
「命に嫌われている」という歌詞に込められている思いとは何なのでしょうか。私なりに推察しました。
↓下の動画は”本家”カンザキイオリさんの作成した原曲になります。
字幕のようにセリフが流れながら歌詞がタイピングされていきます。このフォントと印刷用紙のような背景がもの悲しさと冷たさを感じさせますね。
歌詞にすべてが込められていますが、要約すると”命とは儚いもので実際当たり前にあるようなものに感じるが、当たり前ではない。命に嫌われないように一生懸命生きてみろ”と呼び掛けているのだと推察します。
SNSの発達で簡単に人を傷つけられる時代になりました。現に年間自殺者数も2万人からなかなか減りません。言葉に触れる機会が多くなり、死や生に触れた言葉も身近なものとなり、他人の生や死について軽々しく口を出すようになってきています。実際に人の命は明日を保証されているものではないのにです。
冒頭から最後まですごいメッセージ性に富んだ歌です。私的には国語か道徳の教科書に載せてほしいと思ってます。子供たちが命について考える良いきっかけになるのではないでしょうか。
他にもカバーしている人がいる
「命に嫌われている。」はまふまふさんだけでなく多くの方にカバーされ、特に”歌ってみた動画”で色んな方が歌って動画投稿しています。
majiko、Sou、柘榴、コバソロ&相沢、ひろみ、芦澤サキ、波羅ノ鬼、るぅと、ブラックアイ……etc.とにかく枚挙にいとまがありません。視聴者だけでなく多くのユーチューバーにもそれだけ刺さった曲だったのでしょう。
ただその中でもまふまふさんの動画再生数は断トツで本家さえもはるかに凌ぐ1億2000万回以上(2022年3月時点)となっています。
改めてまふまふさんの「命に嫌われている」をどうぞ
鳥肌がとまりません。紅白のまふまふさんの編集無しの歌も鳥肌でしたが、テーマに沿った編集を行うともっと鳥肌が立ちます。
ただ、泣けたのは原曲です。ボカロ初音ミクの声が物悲しくて命の儚さと、だからこそ生きてほしいというメッセージ性が伝わってきます。
まふまふ関ジャム完全燃SHOWに再び出演!!
やはり美しい歌声をお持ちのまふまふさんですが、今回も日曜(3月6日)夜11時の関ジャム完全燃SHOWに出演してくれます。冒頭でお伝えした内容に加えて、伝説のロックバンドBOØWYの布袋寅泰さんのBOØWYの裏話やトップアーティストたちの”譜面トーク”など内容も盛りだくさんです。
まとめ
「命に嫌われている。」ができるまで色んな思いが込められていて、また色んな方が歌い上げ次世代へ紡がれていく感じがしますね。ただ、超私的主観で申し訳ないですが、やはりまふまふさんの歌う「命に嫌われている。」がはかなげで切なくて、命って想像以上にもろいんだなって思えてきて、心を締め付けられます。これからもこの歌を聴いて命の大切さをかみしめたいですね。
最後にカンザキイオリさんご本人のライブ映像です。声が震わして振り絞って歌ってる感じがグッときますね。
おわり。