ふしぎ発見草野仁引退理由は制作側の指示?放送初期画像と世界最長クイズ司会者は誰

芸能

37年間の歴史に一旦幕を閉じます。

女性セブンの取材によるとTBSのクイズ番組世界ふしぎ発見の司会者草野仁さんが3月7日放送から38年目で同番組の司会者を引退することが明らかになりました。

頭脳明晰な黒柳徹子さん、珍回答連発の憎めないキャラクターだった野々村真さん、明るいキャラクターで人気だった板東英二さんなど名回答者とともに歩んできた37年間でした。

ある意味クセのある人たちをまとめあげタクトを振るっていた草野さんは良い仕事をしてきた名司会者と言えるのではないでしょうか。

そこで今回は草野仁さんが世界ふしぎ発見の引退理由や37年間クイズ司会者を務めた草野仁さんは世界最長なのか調べるとともに、放送初期の画像を振り返ってみたいと思います。

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1986年4月放送開始世界ふしぎ発見!

https://www.youtube.com/watch?v=fkzCrylDfIA

ある意味日本で一番印象に記憶に残るクイズ番組だったのではないでしょうか。

クイズダービー、アタック25など昭和時代様々な名クイズ番組がありましたが、世界ふしぎ発見は出演者、CM、番組内の用語、番組内のアイテムなどなど印象的なことが多いです。

例えば日立製作所スポンサーでCMソングの「この木なんの木気になる木」は80年代から70年代生まれの方はだれしも知っていて口ずさんだ人が多いと思いますし、今は無き番組内の得点として登場した「ひとしくん人形」や草野さんの「ボッシュート!」も懐かしく思えます。

首がとれてしまったひとしくん人形を直そうとしている野々村真さん
https://twitter.com/KenjiYaha/status/1553350828819640320/photo/3

ちなみに放送開始初期はひとしくん人形は存在せず、ガリンペイロという砂金の袋(86年4月~10月)が得点代わりになっていたり、あの「ゴッド姉ちゃん」の和田アキ子さんが回答者として出演していました。

1986年の世界ふしぎ発見!和田アキ子も草野仁さんも若い!
https://www.sponichi.co.jp

また、「この木なんの木~」のCM=世界ふしぎ発見と思われる方が多いと思いますが、あのCMは放送前の1973年より存在しておりふしぎ発見よりは先輩なようです。

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美女のミステリーハンターが世界の至るところからクイズを出題

世界ふしぎ発見のレジェンドミステリーハンターとして知られる竹内海南江さん(画像は1987年)

世界ふしぎ発見の一番の見どころと言えるのが、世界を旅するミステリーハンターのレポート&クイズの出題です。

ミステリーハンターとして歴代最長の記録をもつ竹内海南江さんを覚えている方は多いのではないでしょうか。

竹内さんの他にも初代ミステリーハンターの黒田福美さん、坂本三佳さんや比嘉バービィさんなどキュートかつ健康的でアクティブなイメージの美人ミステリーハンターが世界各地をレポートし、私たちに色々な景色を見せてくれました。

記念すべき第1回を務めた初代ミステリーハンターの黒田福美さん
https://ameblo.jp/mysteryhunterdatabase/entry-12662538201.html
世界ふしぎ発見のミステリーハンター歴代2位の出演回数の坂本三佳さん(画像は2001年)
https://ameblo.jp/mysteryhunterdatabase/entry-12465577337.html
比嘉バービィさん
https://ameblo.jp/mysteryhunterdatabase/entry-12464560689.html

草野仁さん世界ふしぎ発見引退の理由は制作側の指示??

草野仁さん
https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/08/20220817-OYT1I50118-1.jpg?type=x-large

草野仁さんと言えばその見た目からは想像ができないくらい筋骨隆々の肉体を持っていた人物として知られており、79歳の今も健康問題はまったくない状態でした。

まだまだ世界ふしぎ発見の総合司会者として活躍してくれそうでしたが、今回なぜふしぎ発見の司会者から引退することになったのか。

2023年の3月、女性セブンの草野仁さんへの突撃取材によると「そういう形にはなるみたいですけど…。」と司会者降板を認めた発言をしています。

この発言を見るに草野仁さんは自らの意志で世界ふしぎ発見を降板したのではなく、製作者側から司会者交代を告げられたから辞めたような言葉に聞こえます。

「ひとしくん人形の得点」や「ボッシュート!」の廃止、クイズ形式がディスカッション方式に変更されるなど、競い合うというよりも協力して答えを導き出すスタイルとなりました。

刺激が少なくなって落ち着きすぎちゃった印象。

それらに伴って段々と草野仁さんの色(存在感)が薄まり、世界ふしぎ発見の司会を草野仁さんがやる意味も薄れてきたと製作者側が感じたのかもしれません。

世界ふしぎ発見の後任である石井亮次アナウンサー
出典:フジテレビュー

ただ、システム自体は確立していて独自性があるので、後任の石井亮次アナウンサーに交代しても番組自体はまだまだ続いていくことでしょう。

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世界最長のクイズ番組司会者は草野仁さん?

出典:TBS

1986年4月から2023年の3月まで約37年間同じクイズ番組で司会を進行してきた草野仁さん。

こんなに番組を長く続けていたのならタモリさんや黒柳徹子さんのようにギネスブック記録があるのではないかと思い、調べてみましたがギネス認定は現在されていないようです。

ただ、草野仁さんは1986年4月から2023年3月まで実質36年11カ月同じクイズ番組で司会を務めました。

これはアタック25司会者児玉清さんの36年0カ月、アメリカのクイズ番組「ジュパディ!」の司会者アレックス・トレベックさんの36年2か月を超えているので、同じクイズ番組で司会を務めた人物として世界最長記録になるのではないでしょうか。

アタック25の名司会者児玉清さん
出典:朝日放送
アメリカの長寿クイズ番組「ジュパディ!」を長年務めたトレベックさん
https://tse1.mm.bing.net

児玉清さんもトレベックさんもガンで亡くなられているので、本当はもっと続けられたし、続けたかったでしょうし、その点草野さんは超健康体なのでできれば80歳になってもやってほしかったですが、36年11カ月も立派な数字だと思います。

本当にお疲れさまでした。

出典:コカ・コーラ

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