今回注目したいのは日本発祥のブランド「高知(こうち)」について。
世界的な有名ブランド「COACH」にあやかったようなお財布ですが、お笑い芸人のNON-STYLE石田さんがツイッターで取り上げたことにより、爆発的な人気となりました。
そこで今回はこの「高知ブランド」のお財布の質や購入方法について気になったので調べてみることにしました。
Contents
「COACH(コーチ)」ではなく、「こうち(高知)」です。
“COACH”ではなく
KOUCHIです。
NON-STYLEの石田さんが紹介して大人気となったお財布の生みの親はADHD(多動性障害)を乗り越えて成功した方でした。
高知ブランドを生み出した中島匠一さんは仙台生まれ、鹿児島と高知育ち。
父親の仕事の関係で転校が多く、他の生徒とは違った行動をとることから浮いた存在となり、中学校では不登校に。
その後病院でADHDと診断され、支援センターに通うようになった中島さんは恩師や学友と出会い、芸術の道を進むようになります。
私もADHDと診断されたことがありますが、ADHDの方は長所として”人と違ったものの見方ができ、感性が鋭い”ように思います。
物の見方が違うことで新たな発見ができるのかもしれませんね。
それにしても、このように大成功した人が同年代でいることが励みになりますね。
中島さんは高校、大学でもアートを続け、卒業後に自宅でふと書いたアラビア文字と日本の漢字を組み合わせた「高知」の書体に魅力を感じ、この柄の財布を作ろうと決心します。
これが「高知ブランド」の始まりです。
ちなみに高知の知の「口」の部分がCOACHのCマークと似ていますが、似せようとして作ったのではなく、偶然の産物だったとのこと。
言われてみれば何となく似ていますね!
お財布「高知」の質や評判は?
最初は売れなかったものノンスタの石田さんが取り上げたことにより、一気に注目度が高まり、1日で2千件の注文が入ることもあるKOUCHIのお財布。
果たしてその質や評判はどんなものなのか。
高知のお財布の質
高知のお財布の質は商品の種類によって違いがあり、長財布は合成皮革(PU)、二つ折り財布は牛革になっています。
ちなみに名刺入れはシカの革でシカを撃った銃弾の痕もあえて残し、赤く着色しているのだそう。
生々しい感じがしますが、「シカの命をいただいている」という感謝を込めた名刺入れですね。
話は逸れましたが、今大人気の長財布はデザイン的に人気があり、売り切れが続出しています。
私的には質感的にも耐久性的にも牛革の二つ折り財布がおススメです。
私はイタリアで購入した牛革のバッグを5年使っていますが、傷が付きにくいし、油を塗ってメンテしているので、いつまでもキレイで高級感があります。
光沢もあっておしゃれですし、使ってきているうちに色が黒みがかってきて革の変化を楽しめます。
二つ折りなのでポケットサイズというところでも普段バッグを持たない男性にとっても使いやすいのではないでしょうか。
一方で合成皮革は寿命は短いですが、お手入れは簡単で安く手に入るので、気軽に楽しめるお財布ですね。
高知のお財布の評判
高知のお財布の評判はとても良く、特に質感や話題性でかなりウケが良いようです。
石田さんをはじめ、ホリエモンこと堀江貴文さんなどの著名人も注目しており、メディアでの反応も良いので今がブームというところでしょうか。
このブームの先を中島さんは見越しているようで、最終的には中国で生産している財布も高知で全て完結できるようにしていきたいと考えているようです。↓
このブームがいつまで続くのかは不透明ですから、ブームが続いているうちに「メイドイン高知」が達成できる準備をしておくと、よりブランディングできそうですね。
お財布「高知」の価格や購入方法は?
購入方法は主にオンラインショップですが、待ちきれないという方は高知や東京のセレクトショップでも購入できます。
高知のセレクトショップはこちら↓↓
高知旅行の際は足を運んで手に取ってみるのもいいかもですね。
東京のセレクトショップはこちら↓
銀座一丁目にあります。
高知の財布の価格は長財布ならオンラインショップで4950~5280円(合成皮革)。
二つ折り財布なら6000~6600円です(牛革)。
素材とデザインの違いで値段も違っています。
長財布は安さと石田さんが宣伝してくれたということもあって売り切れ御免状態がつづいています。
ブランド高知のお財布についてのまとめ
ブランド高知のお財布についてのまとめ ・ブランド高知のお財布の生みの親である中島匠一さんはADHDというハンデを乗り越えて、その生まれ持った感性を武器に高知ブランドを世に送り出した。 ・高知のお財布の質は長財布は合成皮革、二つ折り財布は牛革でどちらも見た目以上にしっかりしていると評判である。 ・高知のお財布の購入方法は主にオンラインショップだが、高知や東京にも取扱店は存在している。 ・高知のお財布の価格は10000円以内で購入できるものが多く、リーズナブルかつデザインが良いので、今も人気商品となっており、品薄状態が続いている。
有名ブランドコーチのパクリだという心無いアンチの方もいらっしゃいますが、逆風に負けずに中島さんの正しいと思うやり方でこれからも素敵な商品を開発していってほしいと思っています。
全国のADHDの方を勇気づける中島さんの活躍にこれからも注目してきたいですし、中島さんの活躍によって障害ではなくやはり個性として、より認知されやすい、受け入れやすい雰囲気を作ってくれたように思えて喜ばしい限りです。