茅ヶ崎殺傷事件は怨恨か?逮捕の可能性や四方洋行氏の経歴は?

事件

玄関を開けたら殺人者。

12月20日午後1時過ぎの神奈川県茅ケ崎市の住宅街で会社員の四方洋行(しかたひろゆき)さんが訪問してきた人物に応対した際、いきなり刃物で襲われ、病院に搬送されましたが死亡しました。

犯人は現在も逃走中で警察が行方を捜索中です。

なぜ四方さんは襲われたのか。四方さんの妻の証言では犯人には見覚えが無く、四方さんと面識があるようには見えなかったとのことです。

そこで今回は茅ヶ崎殺傷事件の犯人がなぜ四方さんを殺害したのか。今後の逮捕の可能性や四方さんの経歴にスポットを当てつつ、この事件に迫ってみます。

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事件の場所

事件現場付近の道路 
出典:Googleストリートビュー

事件の場所は茅ヶ崎市中海岸3丁目4番地の一戸建て住宅で起きました。

その場所はこちらです。👇

写真中央が事件現場になります。海が近くて潮風が気持ちよさそうな場所ですね。

現場は湘南の浜辺が近くサーファーにとっては最高の場所にお家が建っています。

犯罪とは無縁そうなところで起きた衝撃的な事件ですね。四方さんを襲撃した犯人は南の海岸に向かって逃走したとのことです。

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殺害された四方さんとはどのような人物だったのか

亡くなられた四方洋行さん
出典:四方洋行さんのフェイスブック

今回殺害された四方さんはフェイスブックによると京都府綾部市生まれの55歳。

京都府立綾部高校卒業後、大学は不明ですが、Cato Networks(ケイトネットワークス)の地方営業部長として勤務していました。

この会社はインターネット関連企業の会社で主にクラウドサービスやセキュリティ、モバイルアクセス環境の整備を担う会社のようです。

ここまでは普通の会社員の方という感じで襲われそうな気配は全くないですね。

また、ご子息は2021年に東京大学合格を果たしたそうで、その際のフレンドのコメントに四方さんがどういった人物だったのかヒントが隠されています。

出典:四方洋行さんのFacebook
出典:四方洋行さんのfacebook
出典:四方洋行さんのFacebook

以上四方さんのご子息東大合格に対して送られたコメントを見る限りでは

①息子の合格を祝ってくれる多数のフレンドがおり、四方さん自身交友関係が広く、人望がある。
②高偏差値の大学に合格した息子と比較したような発言がある。
③元医師だったかのような発言がある。

ということから「四方さん自身そこまで高学歴ではないが、息子さんが優秀。ただ、自身も医師免許をもっており、以前医療関係の仕事をしていた」と読み取れます。

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四方さんの殺害は一方的な怨恨によるものか

https://keiji.vbest.jp/common/images/crime/murder/lead_img.png?v=202101

今回事件を起こした犯人の目的は一体何だったのか?

現在分かっていることは以下の通りです。

①刃物で四方さんを何度も刺すなど強い殺意をもっていた。
②四方さんの奥様を襲わず、金品を奪ったわけではなかった。
③四方さんの住所を知ることができる環境にいた人物

以上のことから強盗目的ではなく四方さんに個人的に一方的な恨みを持っている人物の犯行ということになります。

事件現場となった四方さんの自宅玄関
出典:日テレNEWS

四方さんがもし以前医療関係の仕事をしていたということであれば、大阪北新地のクリニック放火事件※¹のように患者の逆恨みで巻き込まれたのかと思いましたが、一患者が医師の住所を特定できるとは考えにくいです。

また、玄関を開けてすぐに襲われた事件としては元厚生事務次官宅襲撃事件※²がありますが、その加害者の動機は「保健所に飼い犬を殺された」という加害者と被害者の接点がほとんどない逆恨みでした。

※¹北新地クリニック放火事件
2021年12月17日大阪北新地のクリニックで起きた放火殺人事件。このクリニックの患者だった谷本盛雄容疑者がクリニック入口で放火。中で閉じ込められた院長、従業員、患者計26名が死亡した事件。
※²元厚生事務次官宅襲撃事件
2008年11月元厚生事務次官宅に小泉毅死刑囚が襲撃し、その宅の玄関で応対した夫婦を殺害した事件。動機は「34年前に保健所に飼い犬を殺された恨み」というものだった。殺された山口剛彦さんは元厚生省官僚のトップだった。
元厚生事務次官宅周辺を捜査する警察
出典:日刊ゲンダイ

どの事件も共通していることは金銭目的でなく、現場についてすぐ犯行に及び、一方的な逆恨みで殺害しています。

四方さんの今回の事件も上記の事件と通ずるところがあるのではないでしょうか。

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逮捕の可能性は?

https://www.keijihiroba.com/wp-content/uploads/2019/07/1562653959.jpg

2022年11月群馬伊勢崎市で起きた女性殺害事件や同年1月に埼玉県八潮市で起きた殺人未遂事件も玄関を開けてすぐに襲われ犯人は逃走しましたが、逮捕にはまだ至っていません。

元厚生事務次官殺傷事件も犯人は自首しているので、逮捕をされたわけではなく、ある意味通り魔的なこの手の事件は、警察の方々が全力で捜査しているとは思うのですが、検挙率が低いように思います。

茅ヶ崎殺傷事件は怨恨か?逮捕の可能性や四方洋行氏の経歴まとめ

2021年の夏に撮ったとされる写真
出典:四方洋行さんのFacebook
茅ヶ崎殺傷事件は怨恨か?逮捕の可能性や四方洋行氏の経歴まとめ

・12月20日茅ヶ崎市の住宅でその家に住む四方洋行さんが何者かに刃物で刺され入院先の病院で亡くなられた。

・四方洋行さんは東大のご子息をもち自身はインターネット関連の外資系企業に勤めるサラリーマンでサーフィンが趣味の人物だった。

・四方洋行さんのフェイスブックによれば元医療関係の仕事をしていたともとれる文言や、ご子息の優秀さを表した文言があり、人望があり、高学歴の息子を持つ元医療関係の仕事をしていた父親という像が見えてくる。

・過去の事件と今回の事件の様子をみるに、犯人は一方的な逆恨みで犯行に及んだとみられる。

・過去にあった同様の事件はいずれも犯人を逮捕するのに全力を尽くしているにもかかわらず苦戦している状況である。

四方さんがどこで何の恨みを買ったのかはわかりませんが、この事件を教訓に私たちも容易にドアを開けるのは避けなければいけません。

今回の事件や同様の未解決事件も含め犯人の一刻も早い逮捕を願っています。

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