元巨人小野仁被告は転落した理由は?元スポーツ選手の逮捕まとめ

事件

本日注目したい方は元プロ野球選手で読売巨人軍に在籍していた小野仁被告です。「世代ナンバーワンの左腕」として注目されていた方ですが、引退後に窃盗罪で逮捕起訴されました。

そこで今回は

①元巨人の小野仁被告はなぜ転落してしまったのか?

②過去に元スポーツ選手で逮捕された人にはどんな人がいるのか?

気になったので調べてみることにしました。

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Contents

小野仁被告のプロフィール

小野仁 https://hochi.news

生年月日:1976年8月23日

出身地:秋田県秋田市八橋

身長/体重:187㎝/83㎏

投打:左投右打

ポジション:ピッチャー

出身校:秋田経法大付属高校

元超高校級ピッチャー

巨人時代の小野 https://sp.baseball.findfriends.jp

小野仁被告は日本で史上初の高校生代表入り&キューバの有力選手を三振で討ち取るなど華々しい活躍をした「超有望株」の選手でした。

ただ、巨人に入団してからは二軍では活躍するものの一軍では力を発揮できず、2003年に退団。その後メジャーのトライアウトを受けますが、獲得する球団はなくひっそりと引退しました。

引退後は職を転々としていたようで魚市場やキャバクラの黒服、佐川急便で働いていたり、焼き鳥屋や清掃員などアルバイト生活でなんとか食いつないでいたようです。

その後は運動部の大学生のキャリアデザインの仕事や電位治療器を取り扱っている会社に就職しますが、2021年に退職してしまいます。

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小野被告はなぜ転落してしまったのか?

日本代表時代の小野 https://cdn.mainichi.jp

高校時代”世代ナンバーワンの左腕”とまで言われ、セ・リーグでも屈指の人気を誇る巨人への入団を果たした小野選手でしたが、なぜ逮捕という結末まで転落してしまったのでしょうか?

原因はイップス

日刊ゲンダイプロ野球担当記者の話では小野選手が活躍できない要因をイップス※とし、一軍に上がると本来の力を発揮できない原因としています。

※イップスとは
心の葛藤やプレーに関するトラウマがフラッシュバックすることによって筋肉が硬直し、思ったようなプレーができなくなること。

プレーで失敗したトラウマが忘れられないのか、叱責されたのがショックだったのかはわかりませんが、二軍の成績と一軍の成績が極端なところを見ると巨人の一軍に入るまでは順調だったのですから、一軍でのプレー中にイップスとなる出来事があったのでしょう。

もしこのイップスをケアすることができていればまた違った未来があったかもしれないですね。

ちなみに小野被告は過去に「イップスは治る!!(日刊スポーツ飯島智則著)」に体験談を書いているようであり、自身がイップスであったことを認めています。

小野仁が体験談を書いた「イップスは治る!」飯島智則著 https://www.kinokuniya.co.jp
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引退後逮捕されてしまったスポーツ選手のまとめ

覚せい剤所持容疑で逮捕された元巨人軍の清原和博さん https://www.sankei.com

引退後逮捕されてしまったスポーツ選手はサッカー、野球、相撲、ボクシングなど各ジャンルでおりますが、私的に衝撃を受けた特に凶悪なもの3つをピックアップしてまとめてみました。

3位は元巨人の…

松岡正樹 https://static.mercdn.net

松岡正樹元捕手は平安高校時代強肩で強打者の捕手として注目を集め、ドラフト3位で巨人に入団しましたが、成績が振るわず一軍昇格もなく退団となりました。

引退後は会社勤めもしましたが仕事ができず、退職後は金に困った末にビデオ店やタクシーで強盗を働き計10件、1年間で約45万円の強奪で懲役20年の判決を受けました。

32歳で逮捕されました。

2位は元Jリーガーの…

神村奨 https://livedoor.blogimg.jp

元J2の水戸ホーリーホックや町田セルビアに所属していた神村奨被告は引退後の2015年に女性8人への性的暴行容疑で逮捕されました。

凶悪と思ったのはその犯行の手口です。無施錠の女性宅に侵入し、殴ったり、目隠しをして脅しながら性行為を撮影していたというのですから、その計画性と暴力性は衝撃を受けました。

懲役30年は全然長いと思いませんし、逮捕されて安心しましたが、一見モテそうなイケメンでも何を考えているのか、その裏側はわからなくて怖いですね。

1位は元ロッテの…

小川博 https://i0.wp.com

最も衝撃的だったのは元野球選手の強盗殺人です。

これだけでも衝撃ですが、驚くべき点はこの方の場合は他の犯罪を犯した元選手と違って、一時期第一線で活躍していた選手という点です。

元ロッテの小川博被告は高校時代甘いマスクと剛腕ピッチングで”群馬の玉三郎”の異名をとっていました。

プロでも活躍し、1988年には両リーグ最多の204奪三振を記録し、最多奪三振タイトルのきっかけを作った選手でした。

https://www.jiji.com

順風満帆に見えましたが右肩の故障により、一時は復活したものの徐々に出番がなくなり1992年に引退。

その後は球団でトレーニングコーチとして働いていていましたが、もう一つの破滅のきっかけがギャンブルです。

選手と高額の賭けをして借金をしていたのと、元妻への離婚慰謝料もあってお金に困窮していきました。

当時の新聞 https://i0.wp.com

借金が膨れ上がり、球団から解雇されたあと小川容疑者は産業廃棄物処理業の会社に就職します。

そこの会長宅の家政婦にお金を借りに来た時に断られたため、突き飛ばして強奪しましたが、その家政婦を川に投げ込んで殺害してしまいました。

肩の故障とギャンブルがきっかけで小川被告は無期懲役の判決を受け、今でも塀の中で暮らしています。

日本のプロスポーツ選手の中で最も落差の大きかった選手ではないでしょうか?

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小野仁被告が転落した理由と逮捕された元スポーツ選手のまとめ

巨人軍で初勝利を飾った小野仁 https://i.daily.jp/baseball
小野仁被告が転落した理由と逮捕された元スポーツ選手のまとめ

・小野仁被告は将来を嘱望された選手だったが、巨人一軍時にイップスとなり、一軍では思ったような活躍ができなくなり退団を余儀なくされた。

・逮捕された元スポーツ選手の事件で一番衝撃だったのは小川博被告の強盗殺人だったが、最も生理的に受け付けないのは元Jリーガーの神村奨被告の性犯罪である。
レイプ事件で逮捕されたマイク・タイソン https://dol.ismcdn.jp

なぜ、度々将来を嘱望されたアスリートが引退後犯罪に手を染めてしまうのか。

それは教育が不十分だったからだと私は思っています。

ただ一方でスポーツ選手として大成するために幼少期から勉強の時間をスポーツに充てるくらいでないと大成できない現状を鑑みると引退後のケアが一層重要になってくるのでしょう。

就職を斡旋するだけでなく、事務作業や一般常識など会社員としても働いていけるよう、アスリート専門の職業訓練所を充実させることで犯罪の発生を少しでも抑えることができるのではないでしょうか。

狂った金銭感覚をなおしたり、メンタルケアも含めてアスリートのセカンドキャリアを支援できるような体制がこれから求められていくのだと思います。

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