今回気になったニュースは新潟県の高校総体女子サッカーで帝京長岡高校が国際情報高校との対戦で52-0という信じられないスコアで圧勝したというニュースです。
ここまで点差が開いたゲームがあるとは思わなくて衝撃でしたが
①今回圧勝した帝京長岡とはどういったチームなのか?
②野球のようにコールドゲームというものは存在しないのか?
③過去にサッカーで大量得点の世界記録はいくつなのか?
気になったので調べてみることにしました!
みなさん一緒に確認していきましょう。
Contents
今回圧勝した帝京長岡とは?
今回圧勝した帝京長岡※女子サッカー部はどういったチームなのでしょうか?
※帝京長岡高校とは 新潟県長岡市にある創立1908年の学校で元々は女子高。偏差値は45。新潟県におけるサッカーの名門校として知られ、Jリーグで活躍しているプロ選手を多数輩出している。
新潟県では無敵
部員数は65名。県内で行われる大会ではほぼ優勝する無敵っぷり。全国大会では選手権、全国総体ともに3位に食い込むなど全国に通用するレベルの強豪校になります。
今回大敗した国際情報とは?
新潟県立国際情報高校 1992年創立の歴史の浅い高校であり新潟県南魚沼市にある県立の高校。偏差値は61の進学校で東大や京大、慶応など高偏差値の大学に進学する生徒が非常に多い。同校卒業の有名人に棋士の渡辺弥生、NHKアナウンサーの池田伸子がいる。
対する国際情報高校は北信越大会に3年連続出場したことがある高校ですが、新潟は元々女子サッカー部の設置が少なく競争相手も少ないため、勝ちあがりやすい環境になっているようです。
どちらかというと勉学に力を入れている高校のようですし、対戦相手は全国レベルですから今回の大敗はある意味仕方がないのかもしれません。
サッカーは野球のようなコールドゲームがない?
素朴な疑問なのですが、野球ではコールドゲームが存在するのにサッカーはないのでしょうか?
サッカーは…。
結論から言うと日本のサッカーにはコールドゲームがないようです。
あるブログには「国際公式ルール10点差以上のゲームとなった場合、主審の判断で試合を終了することができる」という記述を見ますが、日本のJFA公式ルールではその記述は確認できませんでした。
ただ、過去にFIFAワールドカップで「前半の内に5点差以上で試合終了」とか、キリンチャレンジカップで「雷雨のため中止」となり結果コールドゲームになったことはあるようです。
あくまで主審含め主催者側でコールドゲームにするかしないかの”その場判断”になっており、「現在は明確な規定がない」ことになりますね。
過去大量得点を決めたチームの世界記録は?
過去に1試合(90分)で決めた得点数の世界記録はなんと149点。
149点…。
1分間で1.65点…。
すげー速さでゴールを決めています。
2002年にマダガスカル・サッカーリーグ(マダガスカルにもあったんですね。)の第3節ASアデマとSOレミルヌの試合で達成されました。
内容はSOミレルヌのオウンゴールで149点…。
SOミレルヌはこの試合の前にリーグ王者が懸かった大事な試合で主審の不可解なPK判定によって優勝を逃しており、その抗議の意味でのオウンゴールだったようです。
その記録はギネス記録に認定され、今でも破られていません。
というか”そんなやる気のない試合を試合として認定するのはいかがなものなのか?”と思いますが、公式記録として残っています。
相手選手も困惑しますよね。
監督から指示を出してこの奇妙な試合が行われたそうですが、ある意味サッカーの冒涜、スポーツマンシップに反する行為ですね。
案の定、指示した監督には3年間の出場停止、4選手にそのシーズン出場停止の処分が下されました。
ちなみに日本では
日本では2015年の桐生第一高校対ぐんま国際アカデミー高等部戦で記録した53-0が最高ですが、今回の帝京長岡と国際情報の試合はあと2点で記録更新というとても惜しい試合でした。
帝京長岡女子サッカーとコールドゲーム、大量得点についてのまとめ
帝京長岡女子サッカーやコールドゲーム、大量得点についてのまとめ ・帝京長岡高校女子サッカー部は全国にも通用する強豪校。対戦相手の国際情報高校は進学校でスポーツよりも勉学に力を入れており、サッカーの力量に差がありすぎたため、今回のような試合となった。 ・現在サッカーにコールドゲームに関する規定はなく、過去にコールドゲーム扱いとした試合はあるがあくまでその場判断によるものである。 ・サッカーの1試合での得点記録はマダガスカルリーグ・ASアデマとSOレミルヌの試合で達成された149‐0の試合ですべてオウンゴールによるもの。 ・日本では桐生第一高校とぐんま国際アカデミー高等部の試合で達成された53-0が記録となっており、今回の帝京長岡と国際情報の試合はあと2点で記録更新という惜しい試合だった。
私個人的な意見としては選手の体力温存やケガのリスクを少しでも減らすため、コールドゲームを規定した方が良いと思っています。
選手権やリーグ戦のように数か月にわたって行われるようなスケジュールでは特にコールドゲームの適用が選手の負担を減らすことに繋がるのではないでしょうか。
今回の試合結果が協会にとって「サッカーのコールドゲームの適用」を考えるきっかけになればと思っています。