今回注目したい方はWBC世界バンタム級王者のノニト・ドネア選手です。来週火曜日(6月7日)さいたまスーパーアリーナにてWBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥選手とついに雌雄を決する戦いに挑みますが
①ノニトドネア選手とはどういった選手なのか?今までの活躍や家族
②ノニトドネア選手が井上選手にKO負けした場合引退するのか
が気になったので調べてみることにしました。
2019年11月の激闘以来2年半ぶりの対決に世間が注目しています。6月7日はアマゾンプライムにて無料で見られるので、是非この勝負の決着をリアルタイムで見てみたいですね!
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ノニトドネア選手のプロフィール(戦績や家族)
生年月日:1982年11月16日
出身地:フィリピン(アメリカ国籍も取得)
戦績:48戦42勝(29KO)6敗
獲得タイトル:元IBF世界フライ級、元WBA世界スーパーフライ級、元WBC・WBO世界バンタム級、元IBF・WBO世界スーパーバンタム級、元WBA世界フェザー級、元WBA世界バンタム級、現WBC世界バンタム級王者。
とてつもないタイトルの数ですね。
いまだに井上選手がこの選手に勝てたことが信じられません。アジア人初の主要4団体(WBC、WBA、WBO、IBF)世界制覇はとてつもない偉業だと思います。
ドネア選手の家族は何人?
ドネア選手の家族は
奥様:レイチェル・マーシャルさん
長男:ジャレル・ドネアさん 写真右(次男の名前は不明)
兄:グレン・ドネアさん
父:ノニト・ドネア・シニアさん 写真左
母:イメルダ・ドネアさん
ドネア選手は口元や鼻はお母様、目元は輪郭はお父様に似ていますね!優しそうな性格が顔からにじみ出ています。
家族的なエピソードとしては以下の通り。
・出会ったきっかけはマーシャルさん主催のパーティ 妻マーシャルさんとは自身が主催するパーティに友人のツテで招待されたドネアさんと出会って意気投合。 マーシャルさんもテコンドーの経験があることから格闘技の話題で話が膨らんだのでしょう。その後二人でダンスしたことで一気に距離を縮め、交際に至りました。
・妻と父との確執 ドネア選手のプロモートを巡ってドネア父と妻のマーシャルさんとの間で確執があり、結果ドネア父が退く形になりました。結婚式にも参加しなかったというくらいですから相当怒っていたのでしょう。
・子供との約束
WBSSで優勝トロフィーを持って帰ると約束したドネア選手。しかし決勝戦で井上選手に判定負けしたドネア選手は井上選手に「子供と約束したのでトロフィーを貸してほしい」とお願いをします。井上選手は神対応でドネア選手にトロフィーを渡したというエピソードは有名ですね。
子供思いであり優しいお父さんという印象ですが、妻がカシメロ選手に中傷されたときは毅然とした態度で対応するなど妻をしっかりと守る一面もあり、とても頼もしい理想的な男性像だと思いました。
ボクシング選手というとメイウェザー選手やマイク・タイソン選手などダーティな一面を持っていることが多いのですが、そういった面が全くない、ゴロフキン選手と通ずるところがある紳士ですね。
ノニトドネア選手は井上選手にKO負けで引退?
ノニト・ドネア選手が今回の井上選手との対戦で負けた場合引退するのでは?という噂があり実際引退するのか去就も注目されています。
ドネア本人は引退を否定?
事の発端は2021年4月1日にSNS上で流れた引退のニュースでこれに対しドネア選手はTwitterで「ベルトを獲るのは私」と↓のように発言していました。
「『引退した』選手にしては、私はジムにたくさん通っています(笑)」と投稿した。さらに「昨日誰かのエープリルフールの冗談にひっかかかった人がいらっしゃるようですが、これだけははっきりさせてください。2021年5月にWBCのベルトを掴むのは私です」
出典:THE ANSWER https://the-ans.jp/news/153265/
ただ、これを見て思ったのは引退については「はっきりとは否定していない」という点です。「ベルトを獲るから引退しないよ」というメッセージだとは思いますが、そこには「まだ」というワードが隠されているようで、はぐらかしているようにも思えます。
近い将来引退することも考えているのではないでしょうか?
井上尚弥選手はドネア選手の引退を示唆
一方井上尚哉選手はドネア選手との対戦で「引導を渡す」と日刊スポーツの取材で発言していました。↓↓↓
井上は「一方的に、触れさせずに終わると思う」とキッパリと言い切った。前回は12回判定までもつれ、年間最高試合にも選出された。世界注目の好カードとなり「ドラマ・イン・サイタマ2」と言われている。しかし井上は「今回はドラマにならない。多分、ドネアは負けたら引退だと思う。ドネアが『まだまだやれるんじゃないのか』という、そんな試合にはならない」と確固たる自信をみせた。
日刊スポーツ5月19日の記事より引用;https://www.nikkansports.com/battle/news/202205190001130.html
強気な発言の井上選手ですね。
ドネア選手は最近の2試合がKO勝ち、しかも無敗のWBC王者だったウバーリ選手をKOした試合が含まれるので、「ドネア健在説」は有力かと思われますが、年齢的に引退してもおかしくないところまでは来ていると思うので、試合内容によっては引退を決意するかもしれませんね。
ちなみに軽量級(ライト級以下)において40歳以上でチャンピオンになった例は過去になく、30代後半でスピードやパワーの衰えが顕著に表れる軽量級ではコンディションを維持していくのがとても難しいのでしょう。
39歳のドネア選手が井上選手に勝っても負けても1~2年の間での引退するのは十分に考えられると思います。
とてもクリーンな選手で見ていて気持ちが良いので、まだまだ活躍してほしいですけどね。
アマゾンプライムで両選手の激闘をチェック!!
来週火曜日(6月7日)夜9時前後(試合状況により多少前後します。)からWBC世界バンタム級王者のノニト・ドネア選手とWBA・IBF世界バンタム級王者の井上尚弥選手の対戦がアマゾンプライムで独占配信されます。
二度目のさいたまスーパーアリーナでの決戦で「ドラマ・イン・サイタマ2」となるのか?ドネア選手はこの戦いのあとに引退を決意するのか?注目の一戦が二日後に始まります。
アマゾンプライムの無料体験(30日間)で見るのも良いですし、配信のラインナップはAmazonは優秀なので、この試合をきっかけに加入するのも良いでしょう!
ちなみに年間プラン(4900円/年)と月額プラン(500円/月)で内容は同じなので、長く楽しもうと思っている方は年間プラン(月額408円)にしましょう!
ドネア選手の引退についてのまとめ
今回、ノニト・ドネア選手の引退の噂について気なったことを以下のようにまとめます。
§ノニト・ドネア選手の活躍や家族、引退の噂についてのまとめ§ ・ノニト・ドネア選手はアジア人初の5階級制覇王者で人格的にも優れた見本となるようなチャンピオンである。 ・ノニト・ドネア選手には父、母、兄と奥様、子供2人の7人家族であり、ドネア選手はとても家族思いである。 ・ノニト・ドネア選手の引退の噂については2021年4月1日のエイプリルフールが発端だが、これについてドネア選手ははっきりと引退を否定しているわけではなく、井上選手も引退を示唆している。 ・軽量級で過去に40歳以上で選手を続けた例はあまりなく、世界で戦っているチャンピオンクラスの選手はもれなく引退しているため、ドネア選手も試合内容によっては対戦後に引退する可能性はある。
個人的には軽量級のチャンピオンとして最年長記録を更新してほしいところですが、井上選手にはどうしてもこの最高のライバルと決着をつけてほしいと思ってしまいます。
ドネア選手や井上選手の仕上がり具合とここ最近の戦績からすると判定決着は考えにくいので、中盤ラウンド(7~8ラウンド)で井上選手のKO勝利になると私は予想しますが、みなさんはいかがでしょうか?
その答えを確かめるためにもアマゾンプライムで二人の戦いを観戦しましょう!
結果、井上尚哉選手の2R・TKO勝ち!!両者ともお疲れ様でした。
それにしてもKO決着が早すぎる(笑)