先日、問題の侮辱賞状が明るみに出たハシモトホームですが、新たに他の社員にも同じ賞状を作っていたという驚きのニュースが飛び込んできました。
そこで今回気になったのは
①課長だけでなく会社ぐるみで行われていたのか?
②社長は辞任するのか?
③私たちがパワハラ対策をするにはどうすれば良いか?
という点。調べてみましたので一緒に確認していきましょう!
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問題の賞状「他の人にも渡した」
今回の侮辱賞状は朝日新聞デジタルによると社長の見解として「10年ほど前から、年始行事の余興の一環として、営業成績上位の社員に渡していた。程度の差こそあれ、類似の内容だった」と発言したようです。
理解できないのは会社に貢献した称えるべき人たちをなぜ逆に侮辱するのか?しかも自殺した社員と類似の内容のものを渡していたというから開いた口がふさがりません。
課長だけでなく会社ぐるみで行われていたのか?
「10年ほど前から余興としてやっていた」という社長の発言から察するに組織ぐるみでこの侮辱賞状を渡していたことがわかります。
むしろ止めなくてはいけない立場であり、従業員を守る立場であるはずの社長が部下をいさめずに放置していたという事実が明るみにでたというわけです。
会社ぐるみで行われた場合どんな罪に問われる?
過去の例を見ると会社全体が罰せられて賠償金を支払うことはあります。
電通や佐川急便のパワハラ自殺についても「パワハラに気づかなかった」と言ってすっとぼけたある意味”組織ぐるみのパワハラ”でした。
電通を例にとるなら労働基準監督署ににらまれるのはもちろん社のイメージをことごとく貶める形になるので、業績も悪化し、ハシモトホームも同様に社会的なペナルティを受けることになるでしょう。
社長の辞任はあるのか?
ハシモトホーム現社長である橋本吉徳さんはこの侮辱賞状を渡していた事実を認めていたにも関わらず放置してましたので、2015年電通女子社員の自殺で引責辞任した石井直社長のように責任をとって辞めることは十分考えられます。
今回の事件で社のイメージが損なわれているので、業績が悪化しますから普通に考えれば社長の引責辞任は免れないでしょう。
ただ、常識的にありえないことをしている会社なので、何が起こるのかわからないのが恐ろしいところです。
私たちがパワハラ対策をする場合はどうすればよいか?
パワハラが起こった場合、会社が守ってくれない場合があります。
その場合にできることは証拠を残すことが肝要なようです。要は録音やメールをスクショすることなんですね。↓↓↓
パワハラを受けた際にまずやっておきたい対策は、被害を受けた証拠を残すことです。証拠があると窓口に相談する際に説得力が出ますし、具体的なアドバイスを受けやすくなります。仮に被害が甚大で損害賠償請求するときにも、証拠が必要です。損害賠償請求は裁判の結果によっては慰謝料が受け取れる場合もあり、パワハラの悪化や再発を防げるでしょう。
出典:ハタラクティブ https://hataractive.jp/useful/1528/
社内に相談窓口があれば手っ取り早いですが、それでは会社の人間の目につきそうで不安という方は
①総合労働相談コーナー
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html
②法テラスのコールセンター
TEL:0570-078374
受付日時:平日9時~21時 土曜9時~17時
③労働条件相談ほっとライン(厚生労働省委託事業)
TEL:0120‐811‐610
月~金:17:00~22:00 土・日・祝日:9:00~21:00
※12月29日~1月3日を除く。
④みんなの人権110番(法務省管轄)
TEL:0570‐003‐110
受付時間 平日午前8時30分から午後5時15分まで
に相談すると良いでしょう。信頼できる人がいないなら自分の身は自分で守るのが良いです。
あとは会社を辞めちゃうことです。人生って面白いもので意外と会社に縛られなくても全然生きていけるので、固執する必要は全くないです。
私も会社を辞めてお給料は下がりましたし、キャリアを捨てた形になりましたが、「自分らしく」生きることができました。
変な上司がいた会社で毎日14時間労働、相談窓口もなく、毎日のように意味のわからない叱責をされましたけど、そういうときは意外と正常な判断ってできないので、会社とは関係のない第3者を立てるか、会社でも絶対信頼できる味方(少しでも?な人はダメです)に相談した方がスムーズです。
私は後者と相談して普通に円満退職しました。
自由って責任伴うけどそれ差っ引いても最高です!