船橋市議会議員目指す”極道の娘”山本深雪。父親は何組でヤクザ出身の政治家は?

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船橋から極道議員誕生なるか?

今SNS上である女性がちょっとした話題になっています。

その方の名は山本深雪氏。山本氏はTwitter上で「極道の娘」であることを公言し、今までにない市議会議員立候補予定者であることを示しています。

今回はこの山本深雪氏が極道の娘でありながら市議会議員に果たしてなれるのか。また、どこの組の娘になるのか。過去にヤクザ出身でありながら政治家に転身した人がいるのかも含めて調べてみることにしました。

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「船橋のごくせん」山本深雪氏が猛る

船橋市議会議員選挙立候補予定者の山本深雪氏
出典:山本深雪氏のツイッター

まずは今話題となっている山本深雪氏のプロフィール👇

名前:山本深雪(やまもとみゆき)

生年月日:1997年7月31日(25歳)

出身地:千葉県

写真を見る限りでは事務職のお姉さまという感じがしますが、その出自は政治関係のお仕事をする人としては珍しく任侠の世界に生きる父親を持つ”極道の娘”なのです。👇

上のツイートは山本氏の出自について指摘したコメントについて山本氏ご本人がリツイートし、指摘し返しているツイートです。

極道=暴力団・反社、政治家=極道ではダメだと言っている方に対して真っ向から反論しています。

たしかに山本氏の言っていることは一理あって、私たちは政治家を特別なものだと思っている節があったように思います。

政治家も元々は私たちと同じ一般人であって、自ら世の中を良くしたいという想いで声を挙げたか挙げてないかの違いだけ。

そして声を挙げた人たちの中から挙げなかった人たちは誰の政策が一番信用できそうか、期待できそうかを見たり、調べて投票する。ただ、これだけの話なんですね。

私は山本氏のこの発言によって政治家が私たち一般人とかなり近しい存在だということに気づかされました。

その政治家の出自がたとえ大財閥の御曹司であろうと、貧民街のスラム出身だろうと、極道の親を持っていたとしても要はその人が「世直しとして何を為そうとしているのか」を見極めて、投票すれば良いだけの話であって、そこに出自は関係ないように思いました。

私も常々気をつけなければならないと思っているのですが、イメージだけで判断はしたくないですね。

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山本深雪氏の父親は何組なのか?

極道の娘だということを隠すことなく公言した山本深雪氏。

その潔さにむしろ尊敬ですが、一体お父様はどこの組の組長なのか。それも下のツイートで公言してくれています。👇

どこまでもはっきりしたお方です(笑)。

お父様は元稲川会三本杉、青木組組長の青木正氏とのことでした。

「三本杉」とは稲川会の二次団体である三本杉一家(現在の三本杉組)のことと思われます。

元々三本杉一家に所属してそこから青木組として独立したということでしょうか。

稲川会に関連する事件といえば組幹部によるみかじめ料の請求などの恐喝や詐欺、窃盗など反社として認識されるような事件が多く、指定暴力団にもなっています。

また、千葉県船橋市やその周辺は稲川会系の組事務所が多く、良く知られているのが七熊一家や大草一家、習志野一家など稲川会に属している組事務所です。

山本氏は元稲川会ということで”反社の娘”と見られがちですが、それでも以下のツイートで父親は反社・暴力団などではなく「極道」であると主張しています。👇

私も極道の意味を調べてみましたが元々は「仏法の道を究めた者」もしくは「弱気を助け強きをくじく任侠道を究めた者」を指すそうです。それが江戸時代あたりからばくち打ち、ならず者をも指す言葉になってしまいました。

もし、山本氏の主張が正しいとするのであれば、青木組は稲川会から少し離れ、組と言いつつも会社経営をしているのかもしれません。

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過去にヤクザ出身で政治家になった人物は存在するのか?

過去にヤクザ出身で政治家になった人物は私が確認できたので2人。

江戸時代末期に誕生した「九州の大親分」吉田磯吉氏と和歌山出身のヤクザだった保良浅之助氏です。

和歌山のヤクザだった保良浅之助氏
出典:Wikipedia
近代ヤクザといわれた吉田磯吉氏
出典:Wikipedia

この二人の極道は明治、大正、昭和にかけて同時代を生き、吉田氏は北九州、保良氏は下関でそれぞれ実業家として地盤を固め、衆議院議員へと転身していきました。

共通点はどちらもフロント企業(吉田氏が鉄道会社、保良氏が芸能、建設会社)があり、争いごとを丸く収める政治力があったようです。

二人が健在だった時代は九州下関で争いごとはなかったそうです。

本来の極道の意味から外れているかもしれませんが、某暴力団のような一般人を巻き込んだ殺傷事件や詐欺、恐喝などを行って組を維持していたわけではないようです。

少なくとも二人は人の道を外してはいない元ヤクザの政治家だったんですね。

このような前例があったのですから”極道の娘”が私利私欲を肥やすのではなく、世直しのために何かを為したいのであれば、市議会議員に立候補しても良いということになります。

私たちはしっかり山本氏のマニュフェストを見て、見極めてから投票したいですね。

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