ジャニーズに衝撃が走りました。
大手芸能プロダクションジャニーズ事務所の元副社長滝沢秀明さんが10月31日ジャニーズ事務所を退所したことが明らかになりました。
滝沢秀明さんは退所前ジャニーズ事務所副社長とジャニーズアイランドの社長を務めていましたが、突然の辞任を発表していました。
立て続けのニュースに激震が走っているジャニーズですが、その原因の発端は現社長との確執という噂は実際どうなのか。滝沢歌舞伎もどうなるのか気になったので調べてみることにしました。
ジャニ―さん、メリーさんに続き滝沢さんも去ってしまったジャニーズ。現社長ジュリーさんだけで果たして支え切れるのでしょうか。
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ジャニーズ事務所を支えた滝沢秀明元副社長
滝沢秀明さんはジャニーズ事務所創設者ジャニ―喜多川さんから指名されて事務所副社長に昇進した元アイドル。
歌、ドラマ、舞台、バラエティなど活躍の舞台は幅広く、現役としてもジャニーズの地位を押し上げたトップアイドルになります。
特にジャニ―喜多川さんと作り上げた滝沢演舞城、滝沢歌舞伎は大評判で毎年のように開催し、人気を集めています。
また、プロデュース力にも長けており、SixTONES、SnowMan、IMPACTors、AmBitiousという次世代の人気グループを世に送り出し、トラビスジャパンの世界進出にも滝沢さんの助力があったとされています。
SMAPや嵐という最強ユニットが解散したあとのジャニーズを支えていた屋台骨ともいえる人物です。
私は滝沢秀明さんの素晴らしいところは”人間力”だと思います。
後輩の面倒見も良く、喧嘩の仲裁、悩み相談など後輩一人一人の心のケアはもちろんのこと、これからの人材を自身の舞台で出演させたり、ユニットを組ませてチャンスを与えるなど、人徳だけでなく人を育てることができる人材だったと言えるのではないでしょうか。
コミュニケーションを取って仲間を作り、みんなが幸せになるように活かす。
まさしく人間力のある人物だったと思います。
それは少年時代貧しく苦労してきたからこそ培われたもので、ジャニ―喜多川さんもその力を感じるところがあって後継者として滝沢さんを選んだのでしょう。
ジャニーズ事務所退所に至ったのは藤島ジュリー社長との確執?
人望がありジャニーズメンバーから慕われ、すべてが順調のように見えた滝沢さんでしたが、不可解な突然の辞任&退所で芸能界に衝撃が走りました。
一説には藤島ジュリー現社長との確執が噂されていますが、実際はどうだったのでしょうか。
①原因はSnowManとSixTONESの異動?
確執と呼べるのか定かではありませんが、藤島ジュリー社長との不仲説を思わせることが2つありました。
一つはSnowManとSixTONESが2022年で藤島ジュリー社長の管轄になるという点です。
この2つのグループは前述のとおり滝沢秀明さんが発掘して世に送り出した言わば”手塩にかけて育てたユニット”です。
そのグループをどうするかは結局決定権が社長の藤島ジュリーさんにあるので、滝沢さんとしては良いとこどりされたような感じで快く思ってはいなかったのではないでしょうか。(参考:cyzo woman)
この出来事はいうなれば滝沢さんがこれからも素晴らしい人材を発掘し、ユニットをプロデュースしていっても藤島社長がみんな持って行ってしまうということを意味します。
元々ジャニーさんが人材発掘育成、姉のメリーさんがメディアに発信し、売り出していくという”分業制”でここまで来たジャニーズですから、滝沢さんもそれはわかった上でやっていると考えられますが、そう割り切れるものではないでしょう。
思うところはあっても我慢していたが、ストレスが人知れず溜まっていたのかもしれませんし、「ネガティブなことは言わない」「一切感情を爆発させない」というのを信条としている滝沢さんですから、ジャニーズにいると自分が保てなくなると判断して退所を決断したように思います。
また、プロデューサーとしての活躍に対してジュリー社長から尊敬が感じられなかったのかもしれません。
②汚れ役も担っていた滝沢さん
もう一つはジャニーズメンバーの不祥事には矢面に立ち批判を浴びていたという点です。
2020年10月4日にジャニーズJrで編成されたユニット「宇宙Six」のメンバーが不祥事を起こした際には滝沢さん自ら契約解除を言い渡したと公表し、一部ファンからは「滝沢がやめさせた」「グループも解散させた」と思われていたようです。
また、亀梨和也さんと山下智久さんが未成年女性と飲酒した問題で、賛否両論があった山下さんの活動停止処分についても滝沢さんが決定したようになっており、矢面に立つ役(汚れ役)は全て滝沢さんが行っていました。
全ての最終決定権は藤島ジュリー社長にあるのですが、ジュリー社長が頑なにメディアには顔を出さないと決めているため、説明も全て滝沢さんが行っていたようです。
これらを総合すると汚れ役で事務所のために体を張っているにも関わらず、育てたメンバーは全て社長のものということになります。
そんな感じだったらやりがいもなく、辞めたくなるのも無理はないのではないでしょうか。
滝沢歌舞伎はどうなる?
毎年多くのファンを喜ばせる滝沢歌舞伎ですが、今回の退社によって滝沢歌舞伎はどうなるのでしょうか。
2023年の公演が最後の可能性も
滝沢歌舞伎は2023年が最後となる可能性があります。
理由は滝沢歌舞伎には毎年のようにSnowManのメンバーとジャニーズJrメンバーが出演しており、元々は滝沢さんが育てたアイドルたちでしたが、前述のとおりSnowManはジュリー社長の管理下におかれ、Jrメンバーも同様なので事務所をやめた滝沢さんとの共演は考えにくくなります。
2023年のアジア公演についてはもう事が進んでいるのであれば今更やめたら損失になると思うので、最後の公演として開催するのではないでしょうか。
ジュリーさんがダメと言ったらダメになってしまいそうですが…。心待ちにしているファンは必ずいるので、そのファンのためにもせめて2023年の公演は開催してほしいですね。
ただ、今後公演を続けるとしたら滝沢歌舞伎を例えば井ノ原歌舞伎にするなどして名前を変えるか、同じ滝沢歌舞伎でも滝沢さんが新たにアイドルをプロデュースしてメンバーを一新するかのどちらかになると予想されます
今まで通りというわけにはいかないでしょう。
滝沢秀明さんのジャニーズ退社と滝沢歌舞伎の今後まとめ
滝沢秀明さんのジャニーズ退社と滝沢歌舞伎の今後まとめ ・滝沢秀明さんが10月31日長年勤めていたジャニーズ事務所を退所したことが明らかになった。 ・滝沢さんはアーティストとしてだけでなくプロデューサーとしても才能を発揮し、SnowManやSixSTORENSなど人気アイドルグループを世に送り出した。 ・滝沢さんが今回退所した理由は、ジュリー社長との確執があったと噂されている。 ・育てたアイドルたちに関する決定権が社長にあることや汚れ役を滝沢さんが請け負っていたことから不満が募ったため、退所したと考えられる。 ・滝沢歌舞伎はメンバーがSnowManやジャニーズJr中心に構成されていたため、今回の滝沢さんの退所で今まで通りとはいかない可能性が高い。存続させる場合は公演名を変更するか、メンバーを一新することが考えられる。
ジャニ―さんとメリーさんで成り立っていたジャニーズは今後藤島ジュリー社長とV6の井ノ原快彦さんのコンビでやっていくことになります。
滝沢さんの今後も気になりますが、それ以上に屋台骨を失った新体制のジャニーズが今後どうなるのか心配で気になるところです。