今回注目したい方はごぼう(護防)の党代表の奥野卓志さんです。
奥野さんと言えば朝倉未来vsフロイドメイウェザーとの対戦直前の花束贈呈のときに投げ捨てたことで今や超有名(超炎上)となっていますが、なぜあのとき投げ捨てたのか気になったので、調べてみることにしました。
それにはメイウェザーの”ある態度”が癪に障った様子…。
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「奥野卓志の花束投げ捨て」概要
9月25日さいたまスーパーアリーナで行われた「超RIZIN」のエキシビジョンマッチでフロイドメイウェザー選手への花束贈呈のため、奥村卓志さんがリング上で花束を渡すシーン。
奥村さんはメイウェザー選手が受け取ろうと手を伸ばした瞬間床に叩きつけるようにして花束をリング上に投げ捨てました。
これには会場もシンとなって緊張感が張り詰めましたが、メイウェザー選手はその花束を怒りもせず拾い上げ、何事もなかったかのように振る舞いました。
その対応はまさに神対応であり、国内外から賞賛を浴びる結果となりました。
その一方で当事者の奥村さんは「日本の恥」「品性下劣」とまで言われ、本能寺の変もびっくりの大炎上。
過去ここまで炎上した人はなかなかいないのではないでしょうか。
RIZINの榊原代表はメイウェザーサイドに平謝りかつ全力で謝罪する事態となりました。↓
そして問題となっている花束投げ捨ての映像がこちら↓
普通あのようなことをされたら拾わないのでしょうけど、メイウェザー選手は拾ってそばにいたセコンドに渡しています。
榊原代表が謝りに行ったときもメイウェザー選手は激怒しておらず、「起こったことはしょうがない」と責める様子はなかったとのこと。
客観的に見てどちらの方が大人の対応だったのかは一目瞭然です。
奥野卓志さんとは一体何者なのか
試合結果以上に花束の一件で注目を集めている奥野卓志さんですが、一体何者なのか。
調べてみてわかったことは
①ごぼう(護防)の党の代表 2022年の参議院選挙に出馬(8人全員落選)。”若者のための政治”を目指していた模様(奨学金制度の充実、文化芸能の支援)。 (参考:Wikipedia)
②10数社の会社を経営する社長 高級会員制サロン「銀座一徳」やアットコスメで殿堂入りしたブランド「東洋ライフサービス㈱」の経営に携わっていた。 (参考:Youtubeカリスマのおこぼれ)
Youtuberヒカルさんがホストとして働いていた時に3200万円、武尊対那須川天心の試合に3500万円分のチケットを購入するなど羽振りの良さをアピールしていました。
財力で幅を利かせる感じの方にも見えますが、「ヒカルさんが昔やってくれたこと」に恩義を感じ、そのお返しとしてホストのヒカルさんに3200万円も払う義理堅いところはあったようです。
また、政治では若者への負担を減らしたいという思いから、一流俳優も支持する『ごぼうの党』を立ち上げ参議院選挙に出馬するなど、日本のために何かしようという姿勢はあったようです。
そんな方がなぜあのような暴挙に出たのか本当に不可解ですね。
全て売名行為のためと言ったらそれで終わってしまいますけど…。
花束投げ捨ての理由
YahooNewsの取材によると奥野卓志さんが花束を投げ捨てた理由は
メイウェザー選手が非礼だったから
だそうです。
あの花束贈呈の件は「非礼には非礼で返す」という奥野さんなりの考えでやったようで、那須川天心戦の時から考えていたのだそう。
奥野さんの話によると那須川天心戦でのメイウェザー選手の対応で下記の点で不快に思っていたようです。
①(那須川天心戦)試合直前に銀座で買い物したり、バンテージを巻き直せと言った。 試合前のバンテージは本来1時間ほどかけて入念に巻くそう。
②体重計に乗らない
③(朝倉未来戦)足のステップやジャンプからのスーパーマンパンチはダメだと直前で言われた。
要は相手選手(那須川選手、朝倉選手)へのリスペクトに欠いていた(ナメた態度だった)から行動に移したようです。
運営側もメイウェザーに頭が上がらない様子を見て、何かしてやろうという気持ちがあったのでしょう。
”それでもこちらは大人の対応をする”というのが通常だとは思うのですが、そのままでは「何も変わらない」と思って炎上覚悟であのような行動に出たのかもしれません。
奥野卓志さん花束投げ捨ての理由まとめ
奥野卓志さん花束投げ捨ての理由まとめ ・奥野卓志さんは9月25日開催された超RIZINのメインイベント「朝倉未来vsフロイドメイウェザー」の試合前に行われる花束贈呈で、メイウェザーに花束を渡さず足元に投げ捨てた。 ・奥野卓志さんは選挙活動をしている「ごぼうの党」の代表であり、10数社の会社を経営している社長でもある。 ・奥野卓志さんが花束を投げ捨てた理由はメイウェザー選手の態度が気に食わず、「非礼には非礼で返す」という気持ちで投げ捨てたとのこと。
義憤にかられてなのか、試合前に動揺させるためなのか、炎上商法なのかわかりませんが、結果としてはメイウェザー選手は称賛され、奥野さんは非難され、日本の印象が下がってしまいました。
仮に奥野さんの言っていたことが全て本当だったとしても、メイウェザー選手と同じ土俵に立ってほしくなかった。
メイウェザー選手が「銀座一徳」への来店を希望していたという話もありますが、それをあしらったり、むしろ利用してやるくらいの気持ちで接するならまだしも、世界中が見つめるあの舞台でやってしまったのは、どんな考えがあったにしろとんでもない失策だったと言えるでしょう。