Twitter上で日本一周画像をアップしてくれていたkotaさんが亡くなられたという情報が入りました。
死因は自死とのことです。
22歳のいわゆるミレニアム世代のkotaさんは今回47都道府県を157日で走破。
素晴らしい景色を私たちに見せてくれました。
そのkotaさんがなぜ死を選んだのか。
その理由とどこで亡くなられたのか気になったので調べてみることにしました。
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157日間で走行距離36500km
kotaさんは18歳からバイクに乗り始め、その総走行距離はなんと19万km。
地球4周半以上バイクで走行したのです。
こんなに走らせた方は中々いないのではないでしょうか。
今回が初めての日本一周ではなく、日本を何周もしていたということになります。
今年の7月25日に一旦休息し、3日後には再度日本一周に旅立っています。
↑の157日間というのはkotaさんの言う2周目と3周目の合計日数ということですね。
本当に色々なところに行って日本の景色を見るのが好きな方だったのですね。
今回最後の日本一周は157日間で36500km走破。
様々な景色を私たちにも送り届けてくれました。
素晴らしい画像の数々ですね。
日本にもこんなに美しい景色があったんだ!と思わせてくれる画像ばかりです。
なぜ天国への道を選んだのか
幸せなツーリング、美しい景色、おいしい食事。
好きなことを存分にやって楽しんでいたkotaさんでしたが、なぜ、天国への道を選んだのか。
それは旅が終わると現実世界に引き戻されるようで、それを避けたかったから
だと思います。
↑がkotaさん死の直前、最期のツイートですが、診断書とおそらくダムの上から撮ったであろう画像が添付されています。
よく見ると画像の右下にkotaさんの靴らしきものも見えます。
多くのファンの方々がTwitter上で思いとどまるように呼び掛けていましたが、kotaさんは旅立ってしまったようです。
診断書には「多動性障害(ADHD)」と書かれていましたが、その障害とは注意力を保つことができなかったり、優先順位を決めて仕事することが困難だったり、落ち着かないような行動を取ることを言います。
要は”仕事をする上ではかなりきつい障害”なのです。
私も多動性障害(ADHD)と適応障害で上司と折が合わなくなり、毎日13時間以上働いていた会社を辞めました。
とにかく目についたものから片付けようという動き方をするので、他の方から見れば変な仕事の仕方だったのかもしれません。
優先順位も無視して気になったことから手をつけるので、上司の叱責も日常茶飯事。
仕事仲間からも下に見られ、職場の人間関係が崩壊しかけていました。
最終的には会社のエレベーターで動悸が起こるようになり、ほんとに「救心」が必要な状態になりました。
憶測で申し訳ありませんが、kotaさんも同じような状況で会社で上手くいかないことがあって、地獄のような日々を送っていたのではないかと思っています。
素晴らしい景色に囲まれ、好きなバイクにまたがり、食事を楽しみ、とても幸せな状態から地獄のような日々にまた戻ろうとは誰も思わないはずです。
私の場合は死にきれなかったので、転職を選びましたが、結果、今では幸せです。
ADHDでもできる仕事はありますし、おいしいご飯も食べれますし、好きなこともできます。
kotaさんはその見切りをつけるのがまだ早かったようにも思えますが、生きることの意味を見出せないくらい辛いことがあったのでしょうから、”その道”を選んだことは誰も責めることはできないと思います。
kotaさんが旅立った川治ダムの場所は
出典:Googlemap
kotaさんが飛び降りた場所は栃木県日光市の川治ダムということがわかっています。
場所はこちら↓
宇都宮市から車で1時間以上かかる場所に行ったようです。
この川治ダム高さはなんと140m。
東京タワーの大展望台の高さとほぼ同じくらいの高さから飛び降りたということになります。
怖くて身がすくんでしまいそうなとこですが、それでも飛び降りてしまったkotaさんは、よっぽど精神的に追い込まれていたのでしょう。
日本一周ライダー自殺。その理由と現場の川治ダムの場所のまとめ
日本一周ライダー自殺。その理由と現場の川治ダムの場所のまとめ ・今回亡くなられたkotaさんは18歳の頃からバイクに乗って日本各地を旅し、その風景をTwitterでアップしていた方だった。 ・累計走行距離は約19万km。これは地球4周半以上の距離である。 ・今回自死を選んだ理由は素晴らしい日常から現実世界に引き戻されたくなかったからと思われる。 ・kotaさん最期の場所は川治ダムで高さ140mの高さから飛び降りた。
最近のツイートに「最後」という言葉を何回も使っていたkotaさん。
それは自死を決めたサインだったのでしょう。
今回の件では多くの方から「生きろ」というメッセージを受けていたkotaさんでしたが、だれか近くに悩みを聞いてくれる人がいれば、また違ったのかもしれません。
私が死にきれなかったのも結局のところ、ADHDや適応障害のことを話せる人が身近にいたからです。
下の画像はうつ病の人が示すサインです↓
近くにこんな方がいたら↑声をかけてあげるのが良いですね。
命が救えるかもしれません。
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