こんにちは!MAKiです。
今回私が注目した方は佐賀の秘境で暮らす仙人の小林義清(こばやしよしきよ)さんです。
小林さんと言えば佐賀の奥深くにある秘境に一人で暮らしている方として知られていますが、その秘境は風光明媚な場所で色々な設備があるということで、その秘境でどんなことができるのか、なぜ長年その場所にいるのか、そもそも場所はどこなのか色々気になったので、調べてみることにしました。
みなさん一緒に確認していきましょう。
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小林義清 プロフィール
生年月日:1952年
出身地:佐賀県浜玉町山瀬
小林さんと言えばメディアでたびたび取り上げられる”山瀬の仙人”ですね。
21歳のときに結婚を機に生まれ育った山瀬から出て平地でサラリーマンとして働いた後、40歳の時に家族の手伝いのために山瀬に戻り、以来30年以上その地に守り人としてふるさとを管理しています。
特に茅葺き屋根の山里庵は小林さんがほぼ一人で作った大作で11年の歳月をかけて作り上げ、昔ながらの趣のある佇まいになっています。
その山里庵は茶屋として人気の場所でしたが、小林さんの体調の悪化と屋根の老朽化で現在は茶屋は開かれておりません。それでも苔むした茅葺き屋根はとても風情があるので、一度目の前で見てみたい建物ですね。
軒下のブランコや中の茶室も↑の写真の茅葺き屋根の骨組みも「98%自分で作った」というのですから驚きですね。
その力がどこから湧いてくるのか、山瀬を復活させようとする使命感なのか、建築を楽しんでいるのか、不思議ですがなんでも作っちゃうスーパーおじさんですね。
それにしてもほとんどが自然でできた建物って感じですから良い香りがしそう(笑)。
山瀬の復興に尽力する。
山瀬村は朝鮮出兵に従わなかった兵士が豊臣秀吉による討伐から逃れて移り住んだ地とされ、小林さんはその末裔とされています。陶器で有名な唐津焼の発祥の地というのも意外なところ。
400年以上の歴史がある里なんですね。
小林さんが20代だった当時で20軒ほどあった世帯も今は移転しており、山瀬には現在4世帯住んでいるようですが、小林さんだけで管理している状態です。
段々と人が減っているその里を「後世に残したい」「若い人たちにもこの里を知って、楽しんでほしい」という思いから、小林さんは山瀬の里をキャンプ場として提供しています。
そして山瀬復活のために小林さんが作った建物は10個以上…。
小林さんがほぼ一人で作ったとされる茅葺き屋根の茶室もクラウドファンディングを用いて募金を募り、話題性で少しでも山瀬を知ってもらおうと尽力しています。
最初は体調的に管理しづらくなったという理由から茅葺き屋根の茶屋の取り壊しを検討していた小林さんでしたが、山瀬の里のファンの方からの後押しでクラウドファンディングを行い、残すに至ったようです。
小林さんの想いが他の方にも伝わって後世に残そうとする同志ができたみたいでとても喜ばしいことですね。
そしてその想いはネット上で他の方にも伝播し、修復に必要な150万円の目標金額も現在(2022年5月6日)達成することができました。
是非体験したい。MAKi的その秘境でできること三選
風光明媚な山瀬の里ですが、もし私MAKiが行ったらやりたいこと3選をご紹介します。山瀬の里ならではの体験をしてみたいので、「山瀬の里に行かないと無理」を基準に選びました。
①看板犬マッシュに会う
山瀬の里には最近看板犬のマッシュという白い柴犬がいるようです。下の動画はそのマッシュが映っている動画です↓↓↓。
めめめめめめめめちゃかわーーーーーーー
語彙力が低下しますが、この柴犬一年前にお迎えしたようで現在は2歳近く。少し大きくなっているでしょうけど、めっちゃ人懐っこい感じは変わらないと思うので、是非会ってまふまふしてみたいですね!
動画の名称はマシュになってますが正式にはマッシュくんのようです。マッシュルームみたいに白いからでしょうか。
②五右衛門風呂に入る
私の人生で一度も入ったことがないお風呂「五右衛門風呂※」に入ってみたいですね。みなさんは入ったことがありますか?
※五右衛門風呂とは 安土桃山時代の大盗賊石川五右衛門を釜茹での刑に処すときに使ったとされる風呂のこと。家庭用の五右衛門風呂は蓋を外すのではなく、蓋の上に乗ってそのまま沈んで湯に浸かる。
蓋を外して入ったら底板を直に熱しているから火傷してしまうということなんですね。
ちょっとスリリングですが、是非入ってみたいですね。
ちなみにこの五右衛門風呂は小林さんが石を5000個以上集めて作ったとされる”世界で一つのメイドイン小林”のお風呂なのです。すごい!
風情を楽しむ
やはり風光明媚な山瀬の景色を楽しみたいです。似たような景色はあるかもしれませんが、山瀬にしかない景色があるはず。
春夏秋冬を直に感じることができる場所だと思うので、小林さんの建築物を見ながらそこで思いっきり息を吸って森林浴もしてみたら気持ちよさそう。
小林さんに会って話をしてみたいというのもありますが、小林さんが「みんなに安らいでもらうために作った」という場所ですからその思いを汲み取って存分に楽しみたいですね。
↓は山瀬の里の地図になります。
虹の松原駅から車で22分(約13km)と意外とメチャ遠いところではないようです。ただし悪路のところもあるようなので、冬場に行くときは特に注意だそうです。
ナゼそこ?そんなところに秘境人
来週木曜日(5月12日)夜9時放送の「ナゼそこ?」では小林さんの山瀬の里が取り上げられ、そこでの生活について深堀りするようです。管理がメインだとは思いますが、山奥で普段どんな一日を過ごしているのか気になりますね。
シカとか狸とか狩ったりするのか?看板犬のマッシュと戯れる小林さんが見れるのか?楽しみですね。
まとめ
今回、小林義清さんが手掛けた山瀬の里について調べました。里がある唐津市は呼子のイカでも有名なところなので、もし佐賀観光で唐津に立ち寄ることがあれば山瀬の里にも足を運ぶのもいかがでしょうか。
ちなみに筆者は呼子でイカを食べたことがありますが、すっごい新鮮でイカの吸盤が舌にくっついて離れないのが衝撃でした。そしてめっちゃ美味しかったです。
山瀬の里に行ったのならイワナとかヤマメも食べたいですけどね。今からのシーズン山瀬の里は平地より4度ほど低いということで避暑地として遊びにいくのも良さそうな場所。
山の幸と景色を堪能するのも良し、キャンプでゆるキャン△するのも良し。自分だけの楽しみ方を見つけて山瀬の里を満喫したいですね。
それにしても家作ったり、お風呂作ったり、サウナ作ったり、橋作ったり…。
ゲームの話で申し訳ないですけどほんとドラゴンクエストビルダーズに登場するビルダーみたいですね。
リアルビルダーですよね。
おわり。