12月6日日本時間0時キックオフのサッカーワールドカップ決勝トーナメント1回戦。
勝てば日本史上初のワールドカップベスト8という一戦で主審を務めるのがイスマイル・エルファス氏というのが判明しました。
そこで今回はこのエルファス審判の経歴や今までどんな誤審があったのか調べてみることにしました。
この審判が主審を務めることによって日本対クロアチアの試合にどんな影響があるのでしょうか。
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イスマイル・エルファス審判のプロフィール
生年月日:1982年3月3日
出身地:モロッコ カサブランカ
現住地:アメリカ テキサス州
最終学歴:オースティン大学機械工学科(テキサス州)
職業:国際サッカー連盟審判員、経営コンサルタント
出典:Wikipedia
イスマイル・エルファスさんはアメリカテキサス州在住の40歳で国際試合の舞台でも活躍する
モロッコからアメリカに渡ったのはエルファスさんが18歳の時。その時は英語も話せず、ポケットには200ドルしかなかったそう。
その青年が今や国際的な主審として活躍しているのは夢がありますし、人生何が起こるかわからないことを示しています。
また、アメリカ人の審判としてワールドカップの審判メンバーに選ばれたのは史上8人目の快挙のようで、自国で記事として取り上げられるほど注目度が高い審判のようです。
審判歴は11年。主にアメリカのサッカーリーグMLSで審判として活動しており通算193試合、2022年はリーグ戦で28試合審判をしているベテランの審判です。
(参考:Austin American Statesman)
日本対クロアチアの主審エルファス審判。誤審はないのか?
審判歴10年を超えるベテランとも言えるエルファス主審ですが、それでもエルファス審判の笛は信頼できるものなのか、誤審はないのか調べてみました。
物議を醸したガーナ対ポルトガル戦のPK
最近ではグループステージHのガーナ対ポルトガル戦でエルファス審判が主審を務め、後半17分、ペナルティエリア内に侵入したクリスティアーノ・ロナウドをガーナDFのモハメド・サリスがディフェンスに入りましたが、ファウルとしてエルファス主審が笛を吹き、PKとなりました。
これにはガーナ選手がVAR(ビデオ判定)をするよう抗議しますが、VARせずPKは強硬されました。
結果クリスティアーノ・ロナウド選手が決めて先制点というかたちに。
ガーナのチームもその後2点を決めて食い下がりましたが、惜しくも1点差で敗れました。
また、ポルトガルの決勝点となったラファエル・レオンのゴールもオフサイドの疑いがあり、評論家やファンの間で物議を醸しています。
👆たしかにガーナのDFラインより前に出ているように見えますね
PKや3点目のゴールが無ければガーナの勝利となり、今後の試合の流れにも影響を与える重要な場面だっただけに、負けたガーナの監督も「審判がロナウドに特別なプレゼントをした」と非難していました。
先制点についても決勝点についてもどちらとも判断できるような微妙なプレイでしたので、この件に関しては正直エルファス審判でなくとも同じようなことになりそうですが、日本代表に対しても同じようなことで物議を醸す事態になるのは勘弁してほしいですね。
エルファス審判の年収っていくら?
そういえばエルファス審判クラスの年収は一体どれくらいなのでしょうか?
調べてみると国際サッカーの審判の年収は1千万越えだそうです。
国際サッカーリーグの基本給は650万円、そこからさらに1試合あたり20万円の報酬があるようです。
エルファス審判がいるMLSでは時給換算すると平均4万ドルとのことなので、今年28試合こなしたエルファス審判の年収は少なくとも約2億2560万円となります。
(参考:スポスル、VimBuzz)
Jリーグ鹿島アントラーズで活躍したレジェンドのジーコ選手の年俸よりも高い結果になりました。
それだけに一笛一笛の責任が重そうですね。
日本対クロアチアの主審エルファス審判のまとめ
日本対クロアチアの主審エルファス審判のまとめ ・日本対クロアチアの主審を務めるエルファス主審は主にアメリカのプロサッカーリーグで審判を務めている国際サッカー連盟の審判員である。 ・エルファス審判の裁定について物議を醸したのは、最近ではワールドカップグループステージH組のポルトガル対ガーナの一戦。ポルトガルチームへのPK献上と決勝点となった場面のオフサイド疑惑である。 ・エルファス審判の年収はアメリカンリーグの平均時給が40000ドルということから、2022年28試合をこなしたエルファス審判の年収は少なくとも2億2560万円あると考えられる。
内心はエルファス主審の判定が日本に有利となれば良いとは思うのですが、願わくばどちら寄りでもない公平な裁定で後々遺恨を残さないような素晴らしい試合にしていってほしいですね。