今回注目したい方は本日(6月4日)無寄港で太平洋横断を達成した堀江謙一さんです。83歳での達成は世界最高齢記録でまさに驚異的ですが、そもそも堀江さんが長期間冒険にでかけるのに
①一体どこに収入源があるのか?
②堀江謙一さんの現在の年収はいくらなのか?
③太平洋横断を達成したヨットのお値段はいくらなのか?
気になったので調べてみました。みなさん一緒に確認していきましょう!
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堀江謙一さんのプロフィール
生年月日:1938年9月8日
出身地:大阪府大阪市
職業:海洋冒険家
主な実績: 日本人初の小型ヨット単独無寄港太平洋横断航海(1962年) 日本人初のヨット単独無寄港世界一周航海(1974年) ヨット縦回り世界一周航海(1982年) 世界最小(全長2.80m)ヨット単独無寄港太平洋横断航海(1989年) 60年ぶりの小型ヨット単独無寄港太平洋横断航海(2022年) 出典:Wikipedia
数々の航海をやってのけた”世界の海を知る男”もしくは”海の覇者”と呼べるのではないでしょうか。関西大学第一高校時代にヨット部に入部し、一気にその世界にのめりこんだ堀江さん。
印象的だったのは初めてやってのけた1962年日本人初の小型ヨット単独無寄港太平洋横断航海です。
当時ヨットでの出航は法律的に認められてなかったため、堀江さんは密出国という形で日本を出ます。
「法を犯してまで大洋に出た」「無謀」と世間の目は冷たかったのですが、入国先のアメリカでサンフランシスコのクリストファー市長が「コロンブスもパスポートは省略した」と言って強制送還どころかアメリカの1か月滞在を許可するという”神対応”を見せてくれたのです。
すると世間が手のひらを反すように賞賛し始めたという記事を見て「革新的なものに対して中々受け入れられない世間の滑稽さ」や批判にさらされることをわかった上でも行動した堀江さんに尊敬の念を感じました。
何か大きなことを成し遂げたかったのか、よっぽど冒険に出たかったんですね(笑)。
堀江謙一さんの資金源がどこなのか?
「あんなに長期間冒険してお金はどこから出るのか?」不思議でしたが、堀江さんの収入源は本の印税とスポンサー費用、講演料のようです。
初めの航海の時は奥村ボートに事情を話して木製ボートを入手。帆は株式会社シキボウから「船体に社のマークを入れる」という条件で入手していました。
本に関しては最初の偉業をやってのけた後に出版した「太平洋ひとりぼっち」をはじめ、ヨット入門の本や航海記を執筆していますが、爆発的にヒットしてはいないようでそちらの方は生活費の足しにする感じでしょうか。
サントリーは1992年の脚漕ぎボートの航海から長らくスポンサーについており、現在まで堀江さんを支援しています。
堀江謙一さんの年収は?
堀江謙一さんの年収は調べてみてもわかりませんでしたが、一般的に冒険家の収入はスポンサー料が主になるので、一概にいくらというのはありません。
年収=生活費+冒険にかかる費用となり、アルバイトをしてお金を貯めたり、出資金を募って冒険に出かけるようです。
冒険している年だけにスポットを当てるのであれば例えばニュースキャスターの辛坊治郎さんが太平洋横断に総額で推定1億円かかった(参考:中日スポーツ)ことを考えると、同様の冒険をした堀江さんも同程度の金額をスポンサーから頂いている計算になります。(辛坊さんの場合は貯金額がたくさんあって、それを費用に充てたのかもしれませんが…。)
今回の場合ですとサントリー全てで1億円ではなく無線メーカーや機械部品のメーカー、船体のメーカーそれぞれが宣伝目的のために堀江さんに出資していると思うので、1億円を全てサントリーが支払っているとは考えにくいでしょう。
堀江さんの収入には本の印税もありますが、重版出来になった情報はありませんし、印税の割合が5~10%ということを考えて仮に累計10万部売り上げたとしても500~1000万円なので、圧倒的にスポンサー収益の方が大きいでしょう。
アルバイトできる年齢でもありませんし、年金(国民年金ならおよそ65000円)で暮らしながらスポンサーからも多少援助をもらったとして日本の平均年収445万円かそれ以下の年収かもしれません。
堀江謙一さんのヨットのお値段はいくらなのか?
堀江さんのパートナーであるサントリーマーメイド3号のヨットのお値段は推定4000~5000万円です。
辛坊治郎さんが乗っていた39ftのヨットは新艇でおよそ1億円と考えると大きさ的にはマーメイド号は半分の19ftなので、4000万円は最低でもかかるのではないかと予想します。
特注品で新品になるので、本当はもっと値が張るとは思いますが、マーメイド号はエンジンを積んでいないヨットなので、その分エンジン関係の費用は抑えられ、4000~5000万円の予想となりました。
それにしてもどんな気象海象条件でも風のみで走るというのですから驚きですね。
堀江謙一さんのまとめ
堀江謙一さんについて気になることを以下のようにまとめました。
堀江謙一さんの資金源や年収、ヨットの値段について ・堀江謙一さんは高校でヨット部に所属しており、そこからヨットにのめり込んで24歳の若さで日本人初の無寄港太平洋横断を成し遂げた。 ・堀江謙一さんの資金源は本の印税及びスポンサーの支援によるものである。ただ、本の印税については重版出来の情報はないので、スポンサー収入を上回るほどの収益は無いと思われる。 ・堀江謙一さんの年収はスポンサーの資金援助に依るものなので、一概にいくらとは言えないが、普段から講演料や本の印税、スポンサーからの援助等で最低限暮らすことができる収入は得ていると思われる。 ・堀江謙一さんのヨットの値段は推定4000万~5000万円。辛坊治郎さんヨットが新艇でおよそ1億円ということから大きさ的にその半分と予想した。
今回世界最高齢での太平洋横断を達成した堀江さんですが、口調も歩き方もしっかりしていて元気そうな感じですから来年か再来年にもまたヨットで新しいことに挑戦しているかもしれませんね。
思ったのは何かに打ち込んでいる人はいつまでも若い!!
いくつになっても夢を追って行ってもいいんだと堀江さんは教えてくれているような気がしますね。
元気をもらった今回のニュースでした。