こんにちは!MAKiです。
今回注目したのは元あさひ銀行頭取の梁瀬行雄さんです。2022年で放送20周年を迎えるガイアの夜明けですが、その栄えある第1回を飾ったのが梁瀬行雄さんでした。今回その梁瀬行雄さんの経歴や年収、や家族構成が気になったのでまとめてみることにしました。
みなさん一緒に確認していきましょう。
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梁瀬行雄 プロフィール
生年月日 1944年6月15日
出身大学 早稲田大学法学部
社歴 埼玉銀行(のちの”あさひ銀行”1968~2002年)→りそなホールディングス(2002~2003年)→オリックス(2003年~)他TDK社外取締役(2009年~)、OGIホールディングス代表取締役社長(2014年~)
大手中の大手というところを歴任している正しくエリートという感じの方ですね。ちなみに「オリックスって聞いたことはあるけど何の会社?」って方が多いと思うので、要約すると
多角的金融サービス業を展開している会社
です。
不動産、クレジット、球団運営、銀行だけでなく、事業投資や環境エネルギー投資などで利益を上げている会社になります。2022年第3四半期の決算では営業収益は3%増の1兆8681億円の右肩上がりのメガ企業です。
闘う頭取
梁瀬行雄さんのハイライトと言えばガイアの夜明け第一回で取り上げられたあさひ銀行(現りそな銀行)の経営統合※です。
※あさひ銀行統合 90年代後半生き残りをかけて再編に動く銀行が相次ぐ中、その動きに取り残されていたあさひ銀行を2001年10月に梁瀬行雄頭取が引き継ぎ、大和(だいわ)銀行との経営統合を実現し、りそな銀行を立ち上げた。
株式市場が混迷を深める中、株価暴落による株主からのバッシング、あさひ銀行内での役員同士の確執、金融危機による同行の経営破綻を防ぐため梁瀬さんは奔走します。
結果大和銀行との経営統合を取り付け、あさひ銀行は完全子会社という形でりそな銀行に生まれ変わることができました。りそな銀行のトップとなる予定でしたが、国有化が決定。トップとして牽引することはできませんでしたが、今はオリックスの相談役として経営陣を支えています。
”闘う頭取”梁瀬行雄の年収は?
あさひ銀行の救世主となった梁瀬さんの現在の年収はどれくらいなのでしょうか?
オリックス相談役、TDK社外取締役、OGIホールディングス取締役社長を兼務しているので、相当年収は高いのではと推測。
それぞれの立場で年収はいくらなのか調べてみると
①相談役…
大企業であれば2000万~3000万というところですが、オリックスのホームページを見ると役員一人あたりの報酬は年間で6796万円でした。
②社外取締役…
TDK社外取締役という立場では2021年3月期IRBANK調べで1200万円。
③取締役社長…
OGIホールディングス取締役社長の年間報酬は不明でしたが、労務行政研究所調査では2020年7月で社長の平均年間報酬は4554万円でした。
以上を推計すると少なくとも1億2500万円の報酬はあるかと思われます。
梁瀬行雄の家族構成は?
梁瀬行雄さんの家族構成はどうなっているのか調べましたが、残念ながら不明でした。ただ、あさひ銀行員時代にイギリス人女性の部下がいたことなど出会いはたくさんあったと思われるので、経済力の面から考えても独身とは考えにくいです。
梁瀬行雄の今
テレビ東京の名番組「ガイアの夜明け」の記念すべき第一回を飾った梁瀬さんですが、20周年記念と題して今週金曜日(4月1日)夜10時放送回で梁瀬さんの今を取り上げます。20年前の銀行生き残りをかけて戦った梁瀬さんは今どのように経営に向き合っているのか注目です。
まとめ
今回、”闘う頭取”梁瀬行雄さんについて取り上げました。銀行再生が失敗すれば行員が路頭に迷ってしまうというプレッシャーもあったと思いますが、見事大和銀行と経営統合し、生き残ることができた手腕は素晴らしいですね。
それを成しえることができたのも、現ジェイキャピタルパートナーズ、元あさひ銀行調査役の田中博文氏曰く「国有化になるまで、頭取は本当に身を粉にして働いていた。人望もあった。」と認められるほど非常に献身的であったからでしょう。
また、田中氏と梁瀬氏が名刺交換した際に梁瀬さんが「あの時は行員のみなさんにつらい思いをさせてしまった。すみませんでした。」と頭を下げたエピソードも心打たれました。苦労してきた梁瀬さんの本心が垣間見えた瞬間だったのではないでしょうか。
2022年現在77歳ではありますが、引退するというお話は今のところありません。今後も役員として手腕を発揮してくれそうで頼もしいですね。
おわり。