今回注目したいのは日本テレビの女性アナウンサー佐藤真知子さんがスッキリの放送内で読み間違えをしたことについて。
数十羽(すうじゅうわ)を”かずじゅうわ”と読む珍しい間違い方をしたことにネットユーザーが目ざとく反応し、話題となっています。
そこで今回は過去に原稿読みでどのようなおもしろい読み間違いがあったのか、芸能界だけでなく政界財界含め気になったので、調べてみることにしました。
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元NHK神田愛花アナはもろ差しを…
元NHKアナウンサーで現在バラエティ番組でも活躍している神田愛花アナウンサーは女子アナでもトップクラスの読み間違い女王として有名です。
その中でも特に有名な読み間違いとして知られるのが大相撲の”もろ差し”の読み間違い。
神田アナはこれを”もろ出し”と読み話題となりました。
そんな決まり手があってたまるかっ!!
と言いたいところですが、もろ差しとは大相撲の取組中の技の一つで決まり手ではありません。
もろ差しは両差しとも書き、相手の両脇に自分の腕を差し込むことによって相手のまわしを取って攻めやすくすることを言います。
ちなみにもろ出しという決まり手はありませんが、取り組み中に力士のまわしが外れて陰部が露出した場合、”不浄負け”という反則負けになります。
神田アナも不浄負けがあった時にもろ出しと言っていれば騒がれることはなかったでしょう。
100年に1回くらいの珍事ですが。
麻生太郎元総理の読み間違い回数は政界一?
おそらく政治家として一番読み間違いが多かったのは麻生太郎元総理ではないでしょうか。
麻生セメントの御曹司であり、クレー射撃の元オリンピック選手、漫画好き、マフィアのボスみたいな着こなし、葉巻…
キャラクターとしてめちゃくちゃ情報の多い、印象深い総理でしたが、原稿の読み間違いも多い総理でした。
↓が麻生元総理が今まで読み間違えた漢字です。
怪我-かいが
出典:ネタフル https://netafull.net/neta2009/028946.html
完遂-かんつい
焦眉-しゅうび
順風満帆-じゅんぷうまんぽ
措置-しょち
思惑-しわく
低迷-ていまい
破綻-はじょう
頻繁-はんざつ
踏襲-ふしゅう
前場-まえば
未曾有-みぞゆう
有無-ゆうむ
詳細-ようさい
ここまでくると漢字ドリルに見えてきます(笑)。
みなさんは読めましたか?
ちなみに安倍元総理は2017年1月24日の参院本会議で云々を”でんでん”と読み間違えて騒がれました。
でんでんかわいいーーー
と不謹慎にも思ってしまいました。
うそでしょ!?みたいな読み間違いもありますが、私は焦眉(しょうび)を麻生元総理と同じ読み方をしていました。
ホラン千秋さんは事件の犯人を…。
ホラン千秋さんはTBS夕方のニュース「Nスタ」で女子高生に抱き着くインド人の事件を読み上げるとき、そのインド人は女子高生の間で”ハグおじさん”と呼ばれていましたが、ホランさんは
『女子高生たちからその容疑者は”ハゲおじさん”と呼ばれてました』
と読み間違え、大失言をしたと一時話題となりました。
当時は現場スタッフも即座に気づいたようで「ハグ!ハグ!」と慌てて訂正し、間違いに気づいたホランさんは「失礼しました。ハグおじさんでした。」と謝罪。
ホランさん曰く”グ”と”ゲ”のフォントが似ているため、間違えてしまったとのこと。
確かにパッと見似てますよね。
それにしても事件のニュースとはいえ真顔でハゲというから面白い。
ちなみにそのインド人が本当にハゲていたかは不明です。
当時失言だったと騒がれていましたが、ある意味お茶の間に笑いを提供したということでその功績は大きかったのではないでしょうか。
ホランさんにとってもその時は痛恨のミスだったとしても、数か月経った後には笑い話でバラエティのネタになっていますから、結果オーライだったのかもしれません。
過去のおもしろ読み間違いまとめ
過去のおもしろ読み間違いまとめ ・今回日テレ系朝のニュース番組スッキリで佐藤真知子アナウンサーが数十羽を”かずじゅうわ”と読み、騒がれているが、女子アナ界では神田愛花アナがトップクラスで読み間違いをしていた。 ・神田愛花アナの代表的な読み間違い例は大相撲のもろ差しを”モロ出し”と読んだことである。 ・政界で一番読み間違いの回数が多いと思われるのは麻生太郎元総理だが、大人もパッと見読み間違いそうな漢字だった。 ・ホラン千秋さんはNスタでハグおじさん事件のニュースを”ハゲおじさん”と読み間違えてネタになった。
今回、スッキリの放送内で数十羽をかずじゅうわと読み間違えて批判にさらされている佐藤真知子アナウンサーですが、読み間違えは前述のとおり誰しもあるのです。
アナウンサーであるが故に情報は正確に伝えなくてはいけないのは確かですが、鬼の首を獲ったかのように騒ぎすぎるのもどうかと思うところがあります。
佐藤アナも今回のことをきっかけに情報をより正確に伝えられるアナウンサーとして成長できることでしょう。