1月2日女優赤木春恵さんの孫で俳優の野杁俊希さんが飲食店の階段で頭部を強打し、死亡しました。
33歳でした。
野杁さんと言えばEXILEで有名な大手事務所LDHに所属していた俳優で大河ドラマの『軍師官兵衛』赤松広秀役や映画『総理の夫』に出演していた俳優ですが、これからもまだまだ活躍していくと思われた矢先、突然の不幸に見舞われました。
野杁俊希さんの死因は飲食店の階段でつまづき頭を強打したことによる脳出血とされていますが、それはどこの飲食店なのか。今回の事故の原因、過去に階段で事故死した芸能人がいるのか。
気になったことを調べてまとめてみることにしました。
Contents
野杁俊希さんが事故死した飲食店の階段は?
野杁俊希さんが飲食店の階段で亡くなられたとのことですが、実際にどこの飲食店出入口の階段で亡くなられたのか。詳しいことはわかっていません。
実際に場所が特定されてしまったら店の評判に関わることになるからか、公表は避けているようです。
過去に階段で事故死した芸能人まとめ
野杁さん以外に過去に階段で事故死した芸能人がどれくらいいるのか。
調べてみたら意外といたことがわかりました。
俳優谷啓さん
俳優兼コメディアンで「がちょーん」のギャグで有名な谷啓さんは自宅の階段から落ちて顔面を強く打ち、脳挫傷で死亡しました。
階段を昇ろうとしたところつまづいて転落したとのことです。
高齢者の階段での転倒事故は多く、約1割の方が転倒事故を経験されており、手すりの設置率も50%未満と低いデータがあります。
(参考:転倒予防ナビhttps://tentouyobounavi.com/info/80)
作家中島らもさん
作家の中島らもさんも階段からの転落で亡くなられた有名人です。
神戸市内で友人と酒を飲み、飲み屋の階段から転落。意識不明の重体で病院に搬送されましたが、最後まで意識が戻ることはなく、脳挫傷で死亡しました。
ZARD坂井泉水さん
90年代一世を風靡した歌手の坂井泉水さんは慶応義塾大学病院のスロープ状になっている高さ3mの地点から転落し、死亡しました。
この死は謎の死として当時多くのメディアが取り上げ、波紋を広げていた事故でした。
他にもいる?階段から転落死した芸能人
上記3名の方以外にも『北斗の拳』のレイや『クレヨンしんちゃん』のぶりぶりざえもんの声を担当した声優の塩沢兼人さん、海外では俳優のウィリアムホールデンさんが階段から転落して死亡しています。
いずれも本当に起こるとは思えない不運なかたちで亡くなられた方々ですが、谷啓さんの場合は自宅の急な階段で足腰が弱ってつまずいたこと、中島らもさんは酩酊状態だったこと、坂井泉水さんの場合は体調不良に起因すると考えられますが、いずれもしっかりと手すりにつかまっていれば防げた事故だったように思います。
ほんの些細なことで亡くなられてしまうのは非常に残念なことです。
今回の事故の原因は何なのか
今回野杁さんが亡くなられた原因は一体何だったのか。
詳しいことが書かれている記事は有りませんでしたが、過去に同じような形で亡くなられた方々の状況を調べてみるといくつかの共通点が見えてきました。
①一人で行動している
過去に階段からの転落で亡くなられた方のほとんどは1人で行動しているときに亡くなられています。
野杁さんについても亡くなられたとき飲食店の階段を1人で昇り降りしていたのではないでしょうか。
これに関しては二人以上で行動するしか防ぎようがありませんが、逐一誰かと一緒に階段を昇り降りすることはできないので、落ちる危険があると意識しながら手すりや壁を頼りに昇り降りしたほうが良いでしょう。
②体調不良である。
これも共通していることですが、転落で亡くなられた方の多くは何かしら体調が優れていない状態のときに転落事故を起こしています。
例えばお酒を飲んでいて酩酊状態だったときや、病気よる体調不良、足腰が悪い、痛いなどの運動機能的なところです。
野杁さんは飲食店の階段で転倒して亡くなられたということなので、仲間と新年会を開いてお酒を飲んでいた状態で体調がすぐれていなかったことが考えられます。
私の母も飲み会の帰りにスチール製の階段を降りるとき、踏み外して3m下に転落して大けがをして帰ってきたのですが、一歩間違えれば野杁さんと同じことが起こっていたかもしれないので、今回の事故は他人事には思えません。
体調が悪い時は極力エレベーターを使う、手すりにしっかりつかまるなどして、私たちも階段やエスカレーターでの事故を防いでいきたいですね。
野杁俊希さん階段での事故死についてのまとめ
野杁俊希さん階段での事故死についてのまとめ ・野杁俊希さんが1月2日飲食店の階段でつまづいて頭を強打し、死亡した。 ・野杁俊希さんがどこの飲食店の階段でつまづいたのかはわかっていない。 ・野杁俊希さんの他にも階段で亡くなられた芸能人は多く、いずれも体調がすぐれない、一人で行動している、手すりにつかまっていないなどの共通点があった。
野杁俊希さんが演じた大河ドラマ『黒田官兵衛』の竹田城城主赤松広秀は、亀井玆矩の裏切りにより切腹に追い込まれ39歳の若さでこの世を去りました。
野杁俊希さんも赤松広秀と同様に悲劇的な最期を迎えましたが、この教訓を無駄にしないように私たちは慢心せずに階段やエスカレーターの昇り降りに注意して行動していきたいですね。