今回注目したいのは高知県のとある町で住民が大歓迎してくれるという駅と観光列車について。
11月13日夜7時放送のナニコレ珍百景(テレビ朝日)で取り上げられるくらい注目度が高まっている駅のようですが、その様子は観光列車に乗ることで見られるようです。
そこで今回は
①大歓迎してくれるという駅の名称と場所
②なぜ住民が大歓迎してくれるようになったのか。
③どの列車に乗れば見られるのか、料金はいくらか
が気になったので調べてみることにしました。
Contents
住民が集まってきて大歓迎!?の駅名と場所

その住民が集まってきて大歓迎してくれるという駅は高知県四万十町の窪川駅で、場所はコチラ↓↓↓
この窪川駅は香川・徳島・高知をまたがるJR土讃線の終着駅、また高知から宇和島までのJR予土線や土佐くろしおラインの始発駅になります。
この窪川駅が起点になるのですね。
まさしく四国をつなぐ駅ですね。
ちなみに窪川駅から徒歩15分圏内に日本三大清流であり日本最後の清流といわれる四万十川があり、風光明媚な場所として親しまれています。

また窪川駅の中には「しまんとえきめし FORM」という飲食店があり、中でも”窪川ちゃんぽん”が美味しいのだそう。↓↓↓


出典:食べログ

出典:食べログ

出典:食べログ
このお店は他にも地元で採れた食材を使った料理がなかなか評判みたいで一度は行ってみたいお店です。(参考:食べログ)
窪川駅は長居するような感じのところではなさそうですが、乗り換えで場合によっては1時間以上滞在することがあるようなので、駅構内に入口がある「しまんとえきめし」で食事をして、そのあと”四万十川まで歩いて風景を楽しむ”という時間つぶしができそうですね。
なぜ歓迎してくれるようになったのか

出典:高知新聞PLUS
おいしそうなご飯に気を取られて話がかなり脱線してしまいました。(;’∀’)
この四国鉄道の起点となる窪川駅でなぜ歓迎してくれるようになったのか。
それはある1人の町職員の方が始めたのがきっかけだそう。
その元町職員が田村梅一さん御年87歳。

田村さんは旧窪川町職員で元々人を楽しませることが好きなサービス精神旺盛な方だったそう。
約17年前から駅に訪れた人を楽しませようと案山子を作ったり、その案山子と踊ったりすることで窪川駅に訪れた乗客の目を楽しませています。
得意技は島根県までわざわざ修行に行ったという”どじょうすくい”。すごい行動力ですよね(笑)。

その田村さんに触発されてか周辺住民も参加するようになり、今では30人近くに増えたのだそう。
たしかに楽しそうですし、ほんの少しの間ですが、訪れた方とささやかな交流を持てる場ですから、それを楽しみに来る住民の方もいらっしゃるのでしょう。
ついにはコスプレをする人もでてきました。

歓迎してくれる方々も楽しそうで、見てるこちらも楽しくなりますし、また来ようと思えるような街として旅の良い思い出になるのではないでしょうか。
(参考:nippon.com)
どの列車に乗れば見られるのか

この住民の大歓迎は「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」という観光列車に乗ることで見ることができます。
時刻はこの観光列車が来る14:40~15:13。窪川駅はこの観光列車の折り返し地点です。
このタイミングを見計らって別の電車で来て待つことでも歓迎シーンを見ることはできますが、どうせなら電車に乗って歓迎されたほうが、より楽しめることでしょう。
料金はいくらか
料金は片道で乗車券1470円+特急グリーン券2500円の合わせて3970円です。
車内でのお食事は一律5000円で地元の魚を使った料理が食べれます。どのコースを走るかでお料理の内容が変わるようです。ちなみに↓の写真は高知から窪川までの上りコースででる「開花の抄」になります。要予約。

往復するのも良いと思いますし、私だったら高知から窪川をこの列車に乗って、車内の特製料理を食べるか、窪川ちゃんぽん食べたあとに四万十川見たり、愛媛の宇和島まで行って闘牛大会を観戦します。

ナニコレ珍百景でお祭り騒ぎの駅として特集

11月13日夜7時放送のナニコレ珍百景では窪川駅の住民たちにスポットを当て、その様子を映像で知ることができます。
主催者の田村さんのお話も聞けると思うので、サービス精神旺盛な田村さんからどんなお話が飛び出すのか楽しみです。
【高知珍百景】大歓迎してくれる駅と列車についてのまとめ

【高知】大歓迎してくれる駅と列車についてのまとめ ・発着のときに歓迎してくれる駅は高知県四万十町にある窪川駅というところ。 ・駅に訪れた旅行客を歓迎するようになったのは、琴平町の田村梅一さんという方が「来た人を楽しませたい」という思いで始めたから。 ・志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたりに乗車することで大歓迎を受けられる。 ・時間帯としては窪川着の14:40から窪川発の15:13である。 ・列車の料金は高知ー窪川間の片道で3,970円である。

元気な田村さんももうすぐ米寿になりますが、田村さんが始めたこのイベントはどちらも幸せな気持ちになる素晴らしいイベントなので、是非窪川町の伝統として後世にも残していってほしいですね。
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志国土佐 時代の夜明けのものがたり
https://www.jr-shikoku.co.jp/yoakenomonogatari/