今回注目したい方は大腸がんにより7月25日69歳で生涯を閉じた名女優島田陽子さんです。
仕事を優先するために様々な治療を拒否していた島田さんですが、
①島田陽子さんの経歴は?
②島田陽子さんの若い頃の写真はどお顔をしているのか?
②人工肛門の手術を拒否したというがその「人口肛門」というのはどういったものなのか?
という点が気になったので、調べてみることにしました。
島田陽子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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島田陽子さんのプロフィール
生年月日:1953年5月17日
本名:中村ようこ
血液型:O型
出身地:熊本県熊本市
島田陽子さんと言えば昭和を代表する名女優。「白い巨塔」や「犬神家の一族」、「砂の器」、「仮面ライダー」まで幅広く活躍していました。
今でも知られている名作に数多く顔を出していた女優さんだったんですね。
順風満帆に見えた女優業でしたが、樹木希林さんの夫である内田裕也さんとの不倫でかなりイメージが変わってしまい、そこから島田さんがお茶の間に出る回数が減っていったように思います。
やっぱり略奪愛という感じがしてマイナスイメージだったのでしょうか?
ヘアヌード写真集を出して世間に衝撃を与えましたが、その話題性も長くは続かず、2011年にはAVにも出演し、体を張ったお仕事をしていました。
島田陽子さんが体を張ったお仕事するまでに至ったのは一説には内田裕也さんに貢いで多額の借金があったからという噂もありますが、定かではありません。
本気で結婚するつもりでお金を貢いだのでしょうか。名女優を本気にさせる内田裕也さんもすごいですが、その一方で島田さんは実らない恋で報われなくて切ないですね。
晩年も女優として活動していたようですが、2019年から大腸がんで闘病生活を送っており、仕事を優先していたため、2022年7月25日に多臓器不全により69歳で生涯を閉じました。
治療に専念していればもっと長生きできたかもしれません。
今の時代で69歳でこの世を去ってしまうのは早すぎるような気がします。
島田陽子さんの若い頃は?
昭和を代表する名女優として若い頃から才覚を発揮し、アメリカドラマ「将軍」にも出演していた島田陽子さん。
島田さんは昔どのようなお姿だったのでしょうか?私が見た中でベストショットを3つ紹介したいと思います。
①仮面ライダーの島田陽子(野原ひろみ役)さん
島田さん(画像右)は1971年に元祖仮面ライダーに出演。当時なんと18歳のJK。藤岡弘さんも若っ!
②白い巨塔の島田陽子さん
特に左の陽子さんのお顔が悲しげな顔をしていつつもその表情が相まって美しい。
当時25歳ですが、すでに大女優の貫禄がありますね。
③「SHOGUN-将軍」の島田陽子さん
写真は主演のリチャード・チェンバレンさん(三浦按針役:写真左)と三船敏郎さん(吉井虎長役:写真右)と一緒に映っている一コマ。
アメリカの名優、日本が誇る大俳優と一緒に映っている豪華な写真です。
島田さんの和装は凛としていて似合いますね。
もっと大河ドラマの出演があっても良かったのでは?と思うほどぴったしハマっていました。
この作品でアメリカの栄誉ある賞、ゴールデングローブ賞の主演女優賞(テレビシリーズドラマ部門)を受賞します。
ちなみに過去にこの賞を受賞した日本人は1957年の京マチ子さんだけなので、史上2人目の快挙です。島田さん以降受賞した女優さんはいません。
思えばこれが島田陽子さんの女優業のピークだったような気がします。
以降は時代劇ではなくサスペンスドラマの出演が多くなり、スキャンダルの影響もあってかテレビ出演が少なくなっていきました。
島田陽子さん「人口肛門手術を拒否」人口肛門とは?
島田さんは大腸がんにより、肛門からの出血や痛みがひどく、医師から人口肛門を進められたようですが、仕事を優先したいとの理由で手術を拒否したことがわかっています。
その人口肛門とは一体何なのでしょうか?
調べてみると人口肛門とは要するにお腹の上に肛門を作ることを言うようです。
島田さんの場合ガンが直腸という肛門付近にできたため、排泄のたびに傷つけてしまいますし、ガンを切除するにあたってその肛門が機能を果たさなくなります。
そのためS字結腸もしくは回腸からお腹まで穴を開けて便が通るように肛門を取り付けるのです。↓
ただ、この人口肛門にはデメリットがあるようです。
それは見た目とニオイです。
取り付けた肛門の先にパックをつけて、そこに便を溜めるので、便が溜まっていく様が見えます。
また、人口肛門手術を受けた人と関わったことがある知人の話では昔の人工肛門はニオイがしたようです。
今では脱臭フィルターをつけて改良されているようですが、昔の人工肛門のイメージが島田さんにとっては強かったのでしょう。
また、女優としてのプライドもあり、仕事にも支障を来すと考えていたのかもしれませんね。
見た目は確かに抵抗がありますが、命の方が大事なので私が島田さんと同じような立場になったら人口肛門つけちゃいますね…。
島田陽子さんの経歴と若い頃、人口肛門についてのまとめ
島田陽子さんの経歴と若い頃、人口肛門についてのまとめ ・島田陽子さんは昭和を代表する名女優で「白い巨塔」から「仮面ライダー」まで幅広い年代に支持されていた女優だった。 「将軍」ではゴールデングローブ賞を受賞し、女優としてピークを迎えた。 ・島田陽子さんは若い頃からとても美しく、25歳にして大女優の貫禄があった。 ・島田陽子さんが拒否した人口肛門とは丈夫な腸とお腹に取り付けた肛門をつなぐことを言う。 昔の人工肛門は見た目もさることながらニオイがしたようで、そのイメージがあるのか、女優としてのプライドなのか人口肛門手術を拒否した。
「つけるくらいなら死んだ方がマシ」と思ったのか、仕事に命をかけていたのかわかりませんが、最後まで仕事にプライドを持っている自分を貫いていたんですね。
それは本当にすごいことですが、生きていればもっとチャンスがあったのではないかと思うとやるせないですね。
島田陽子さんお疲れさまでした。
安らかにお眠りください。