伝説的プロレスラーであり、国会議員だったアントニオ猪木さんが10月1日に亡くなられました。
79歳でした。
俳優の古谷一行さん、落語家の三遊亭円楽さんなど有名人の訃報が相次いでいますが、また一人、大スターが天国へ旅立ちました。
今回はアントニオ猪木さんを偲んで昔の画像を見て振り返るとともに、死因と思われる全身性アミロイドーシスとは一体どんな病気なのか見ていきたいと思います。
Contents
猪木寛至さんの若い頃の画像まとめ
猪木さんの若い頃の画像を探してみると入門時の写真から伝説の試合の写真まで色々ありました。
若き日のアントニオ猪木さんを振り返ってみましょう。
入門時のアントニオ猪木さん
↑全盛期の猪木さんより全然痩せてますね!
ただそれでも肩幅が広く骨格がしっかりしている印象です。
右に見えるのは猪木さんの師匠である力道山さん、左は同日入門のジャイアント馬場さんです。
3人のレジェンドが1枚の写真に収まっているという奇跡。
プロレス界の歴史的な写真なのではないでしょうか。
中学生時代の猪木さん
中学生時代の猪木さん。アゴと口元がやはり特徴的ですね。
この頃はブラジルに移住し、コーヒー農園で働いていた頃で中学生にして毎日12時間労働。
今の中学生では考えられないような生活を送っていました。
その環境が「不屈の男」「逆境に強い男」アントニオ猪木を作ったのかもしれませんね。
幼少期のアントニオ猪木さん
小さい頃のアントニオ猪木さんなんて今まで見たことありませんでしたので、ギャップをすごい感じます。
失礼ですがアントニオ猪木さんがかわいいと思ってしまいました。
ただ、それでも目元は闘志があるような眼差しをしています。
太陽がまぶしすぎて目を細めているだけかもしれませんが…。
トレードマークの口元とアゴのラインはまだこのときはハッキリしていません。
それでも、なんやかんや言っても一番良い写真は
リング上の猪木さんですね✨
アントニオ猪木さんをむしばんだ全身性アミロイドーシスとは?
↑の写真をご覧になってショックを受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あの病気とは程遠そうな鉄人が車いすに。
猪木寛至さんが晩年闘病していた全身性アミロイドーシスを調べてみると、その病気は指定難病でなんと発症確率は100万人あたり3~5人。
神様は最後にアントニオ猪木さんに試練を与えました。
この全身性アミロイドーシスはアミロイドというタンパク質の一種が全身の臓器の沈着し、機能障害を起こす病気とのことです。
(参考:難病情報センター)
中でも猪木さんがかかっていた病気は「心アミロイドーシス」という病気で、主に心臓にアミロイドが付着し、今回の猪木さんのように心不全に至ることもあるそう。
2019年に心疾患で入院いていたことがあるので、その時から発症していたのかもしれません。
今まで対症療法のみだったのが、治療法が見つかりそうな段階だったということで、もう少し病気の進行が遅ければ治療ができたのかもと思うと悔やまれます。
猪木寛至さんを襲った全身性アミロイドーシスと若い頃の画像まとめ
猪木寛至さんを襲った全身性アミロイドーシスと若い頃の画像まとめ ・猪木さんの若い頃の画像を振り返ると違った一面の猪木さんを垣間見ることができたが、やはりリング上で闘う猪木さんが一番かっこよかった。 ・全身性アミロイドーシスとは異常なたんぱく質が臓器に沈着し、機能不全になる病気。 ・難病指定されており、100万人に3~5人という非常に珍しい病気である。 ・猪木さんは心アミロイドーシスという種類の病気だった。 ・猪木さんの死因は心アミロイドーシスによる心不全だった。
猪木さんの「1.2.3ダー!!」も「元気ですかー!!」ももう聞くことができません。
今までみんなに分け与えていた元気を最後はみんなから貰って病気と闘っていたようにも思えます。
猪木さん長い間お疲れさまでした。